【旅の雑感】

《インフレ》

以前、二年半前に行ったときと比べるとキープの下落が甚だしかった。
本文にも書いてあるように1THB=184~190Kにもなっており、対ドルレートでは前回のほぼ半分の1USD=6000~7000K。
これではほとんどの工業製品を輸入に頼っているラオスとすれば物価が上がるのは当然かもしれない。
そのためロンプラにある価格はほとんど当てにならなかった。

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100キープ

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500キープ

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1000キープ


《道路の整備》

最後の日にとんでもないハプニングにあってしまったがパクセから南の道路もほとんどが工事中で後少しで全面舗装になりそうな気配だった。
タイ側からも道が延びており、おそらくあと1年くらいのうちには南部のコーン島までつながるのではないだろうか。
また、至る所に日本をはじめとする外国の協力による旨が書かれた看板が建っていた。
その中でも日本の看板は多く、ラオスにとって最大の援助国という情報も頷けた。


《食文化》

前回以上に驚いたのが売り子が売りに来た、バッタや蝉、黄金虫のくし焼きである。

さすがに私は昆虫は食べたことがないので敬遠したが、よく考えてみれば日本でもイナゴのつくだ煮やら蜂の子などあることを思い出した。
これらも、もともと食糧事情がよくない地域でたんぱく質を補給する知恵だったのだろうがラオスではいまだに庶民のおやつとして残っていた。
食べ慣れないものを見るとゲテモノだと思いがちだが文化が違えばゲテモノにはならないのではないだろうか。

あらためて食は文化だと思った。


【データ編】

《旅程》

日付 区間および交通手段
4/30 成田 -(JL)- バンコク -(バス)- ノーンカイ
5/1 ノーンカイ - ビエンチャン
5/2 ビエンチャン -(バス)- サバンナケット
5/3 サバンナケット -(バス)- パクセ
5/4 パクセ -(ボート)- ムアンコーン
5/5 ムアンコーン
5/6 ムアンコーン - (トラックバス)- パクセ - チョンメック - ウボン・ラチャターニ
5/7 ウボン・ラチャターニ -(TG)- バンコク
5/9 バンコク-(JL)-成田

《宿泊》

日付 都市 ホテル名 料金 備考
4/30 - VIPバス車内泊    
5/1 ビエンチャン Sri2 guest house 12USD ファン(+A/C) ホットシャワー
5/2 サバンナケット FuangPhet G.H 190THB
(35,000K)
うるさいエアコン、水シャワー
5/3 パクセ Pakse hotel 24,000K A/C ホットシャワー
部屋は広いが便座がなかった
5/4~5 ムアンコーン Villa Kang Khong 20,000K 水シャワー 天井ファン 自家発電 手動洋式トイレ
5/6 ウボン・ラチャターニ SRIKAMON HOTEL 800THB A/C TV ホットシャワー


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