ハプニング:Royal Presidentにて

このホテルというかサービスアパートはスクンビットソイ15で、ソイのかなり奥まったところにある。
(それでもスクンビットまで歩いて5分くらいか)
窓からの眺めは隣の建物が見えるだけで全然よくないが部屋は広々としてくつろげる。
基本的にはサービスアパートなので高級ホテルにあるようなミニバーはないが、1Fにコンビニはあるしキッチンには200Lくらいの大きな冷蔵庫もあるのでかえって便利。
ベッドルームとは別の12畳ほどのリビングには衛星放送も入るTV、CDラジカセ、ビデオデッキと生活するには必要十分な設備。
これでPlay Station2でもあれば文句の付けようがない。
それに長期滞在者向けにSDSLのサービス(700THB/Week,2100/Month)もある。

さて、その部屋に備え付けのエルセーフがなぜか閉まっていた。
レセプションに連絡しようとしたが、とりあえず適当に1234と押してみたら開いた。
そして貴重品を入れようとしたらなにやら札束のようなものが。
とりだして見てみると100USD札で30数枚。ということはだいたい40万円くらい！
なんか犯罪の匂い。(ちょっとオーバーか)
届け出るか、それとも連絡が来るのを待つか迷ったが、とりあえず放っておいて食事から戻ってくるとデューティーマネージャーとやらから声をかけられ別室へ。
「じつは昨晩泊まったヨーロッパ人から『大量の現金をセイフティボックスに忘れた』との連絡が入りまして、私の責任でセイフティボックスを開けさせていただきました」
「私自身が開けましたので問題はないとは思いますが、お客様の貴重品をこちらでいったん預かっておりましたのでご確認ください」
エルセーフでもやっぱり開けられるんだ、と変に感心したものの、ネコババしないでよかったと思った。
でもあれだけの現金があったらなぁ。^^;

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