夜の11時過ぎに部屋の電話がなった。
おそらくそうだろうと思っていたがやはり警備員からで『洗濯物を持っていく』とのことだった。
何もこんな時間に持ってこなくてもいいので『明日でいいよ』と応えたにもかかわらず洗濯屋のおばちゃんが数分してやってきた。
休みの昼間なら今までもこういうことはあったけどこんな時間に持ってくるのははじめてである。
そういえば一時期、洗濯物が上がってくるのに10日も待たされたこともあったが最近はだいぶよくなってきた。
もしかするとコインランドリーに行っていることに気づいて焦り始めたのだろうか。
初めて行ったゴルフ場。
ランシットから30kmほど東に行ったところにある。
管理人のいないゲートを見たときからもしかしたらと思っていたが、クラブハウスを見て驚いた。
まるっきり地方のバスターミナルの食堂。
ロッカーは木でできていて鍵も係員が渡してくれるわけでなくコインロッカーのようにつけっぱなし。
（しかもシャワーは水しか出ない）
それもそのはずで料金はグリーンフィーが500THBでキャディーフィーは180THB。
畑のようなバンカーにはびっくりさせられたけど、コースはどうしようもなくひどいレベルではない。
しかし何も知らないし何もしないキャディーは大ぺけ。
値段につられてここを予約をした人がいたので行ってみたがたぶんもう行くことはないだろう。
やはり安いのは安いなりに理由があるのだ。
ちなみにスコアはベストを4更新。
こういう場で書くのもなんか変だが自分はトランクス派である。
ところがタイ人はほとんどがブリーフ派のようでふつうのデパートに行ってもトランクスはほとんどおいていない。
いちおう日本を出てくる前にそのようなことは聞いていたのでスペアをいくつか持ってきたのだが、それが底をついてしまった。
先日、近所に新しくできたファッションモールで見かけたので値段を見てみるとなんと1枚150THBもしていた。
日本では3枚セットで1,000円程度だったのに。。。
いざとなったら買わざるを得ないだろうがなんかもったいないなぁ。
日本に一時帰国するまで持ってくれればいいんだけど。
肩がガチガチになっていたので仕事帰りにマッサージ屋に寄った。
店に入ると受付けのところに明らかに日本人とわかる中年夫婦が一組料金表を眺めていた。
自分はいつも来ていて解っているので『ペンボーラーン・ソーンチュアモーン（タイマッサージ2時間）』といってさっさとマッサージ室の方に向かうと彼らもすぐあとからやってきた。
ちょうど向かい側のベッドのようである。
渡された服に着替えているとその向かい側からマッサージの女の子になにやら日本語で話し掛けているのが聞こえてきた。
『ご飯食べたばかりだからあまり強くやらないでね』
この店は日本人、そのなかでも特に観光客の多い店で『アグラ』とか『ウツブセ』とか、簡単な単語を話すマッサージ師も多い。
しかしそんなレベルの人たちに向かってああいうリクエストはまず通じないよな、と思いつつカーテンの隙間からのぞいてみたら案の定、女の子がポカンとしていた。
いくらなんでもいちおう海外なんだからせめて英語でいうくらいはしてもよさそうなのだが。
（それでも通じない方に100THB！）
客の方ではなく女のこの方がかわいそうだったのでタイ語で訳してあげた。
普段BTSに乗るときは回数券を使っている。
いくつか種類があるけど自分の使っているのは一番お得な30回のものである。
期間は30日間で値段は540THB、1回あたり18THBということになる。
アヌサワリーの駅からサイアムまででも20THBかかるから結構使い道がある。
ところが、、、、
先日改札機にカードを入れると無効であるようなメッセージが出た。
30回使い切ったかと窓口で古いカードと1,000THB札を差し出すと、いつものように係員がカードリーダーに通したら残額がまだ1回分の18THBが残っていた。
どうして使えないのかと購入時にもらう紙製のカードケースを見てみると期限が昨日で切れていた。
そうか、年末年始休み前に買ったから使いきれなかったのか。
1回分とはいえなんかもったいない気がした。
あるタイ人と話していたときのこと。
「タイ人は男も女も肌の白いのを異常に好むよね」
「そうですね」
「おとこは白くてぽっちゃりしているのがもてるんだろ？」
そいつもそう。
「ええ、そうです」
「外見はそれなりでも金持ちももてるよね」
やつの車はBMWの5シリーズ。
「はい。それと身長が175から180くらいが一番もてるみたいです」」
身長もこれくらい。
「ということはまさにお前はもてる条件をすべて満たしてるってこと？もてるの？」
「ええ、まあ、、、、」
昼に外に出ると普段は盲人バンドがうるさいシーロムコンプレックスの前の歩道で、今日は鐘や太鼓の音が聞こえてきた。
爆竹も盛んになっており、長崎のくんち祭りのように何人もの男たちが棒を持って龍を上下しながら行ったり来たりしている。
今日は中国正月。
うちの会社は関係ないが中華系の会社では休みになるところも多いらしく、中華レストランもほとんど閉めているようだ。
中華系タイ人に「なにか行事でもやるの？」と聞くと、やはり正月らしく「家では特別な料理を作ってお祝いし、お年玉をもらいます」と返ってきた。
タイにはこれ以外に西暦の正月とタイ正月（ソンクラーン）がある。
もしかしてそのたびに子供達はお年玉をもらえるのだろうか。
日本や韓国で大騒ぎになった鶏インフルエンザがタイでも大きく話題になっている。
政府は昨年の11月から鶏が大量死している原因は鶏コレラによるものだとごまかしていたが上院議員がマスコミに公表したおかげで隠すことができなくなり、タイ国内で鶏インフルエンザの感染者が発生したととうとう発表した。
某国のカイワレ大根騒ぎを思いおこさせるように、タクシン首相が『タイの鶏は安全』と鶏料理を食べるパフォーマンスまで演じたにもかかわらずである。
するとそれまで疑いの目でいた日本がBSEのときと同様にすかさず日本が禁輸してしまった。（こういうことに関して最近の日本は反応が早い）
タイは世界有数の鶏肉の輸出国で、農業副大臣によると日本が禁輸したことによる損害は300億THB、これにEUが加われば7000億THBもの損害になるそうだ。
タイのGDPは5兆THB、輸出額がその半分程度だから被害額がいかに大きいかがわかる。
それらによって好調なタイ経済に与える影響が非常に大きいことはわかるけど、SARS騒ぎのときといい、テロ騒ぎといい、はたまた今回とタイ政府の『タイは安全』という言葉はまるで当てにならないよなぁ。
バンコクの西隣のナコンパトム県にあるゴルフ場。
アパートから車で1時間ちょっと。
今まではバンコクの東側がメインで北方面もいくつか行ったことがあるが西は初めて。
前回のPrime Cityはかなりひどかったけどここは少なくともクラブハウスはまともでRoyal Lakesideなみ。
コースはそのほとんどが池を囲むように作られたドッグレッグでちょっと曲げてしまうとすぐに池ポチャ。
でもそれはそういうレイアウトなんだから仕方ないとして、フェアウェイがいたるところ水浸しなのは勘弁して欲しい。
いくらノーペナでフリードロップができるとしても広範囲にわたってそれではどうしようもない。
打つたびにビシャと泥が跳ねてきてまるで田んぼでも耕してのではないかと思われるほど泥だらけになってしまった。
とうとうタイ国内で鶏インフルエンザによる死者が出たそうだ。
SARSの時は香港や広東、ベトナムが話題になっていたが今回はベトナムに続いて死者が出たことにより鶏インフルエンザ先進国（？）になってしまった。
ただ、タイよりはだいぶ信用できる日本からの情報によると、いまのところ人による感染や鶏肉を食べることによる感染はないとのことなのでまだ安心はしているのであるが。
というわけで今夜の晩飯は屋台のカオ・マン・ガイ（鶏炊き込み御飯）。
タニヤにあるファミリーマートに入ったらレジの近くに生ビールのサーバーが置かれているのに気がついた。
コーラなどの清涼飲料水やコーヒーならいくらでも見たことがあるけど生ビールのサーバーは初めて目にする。
瓶や缶のビールが売られているのだから考えようによってはあってもおかしくはない。
それにタニヤだから、、、、と思ったが、周りは飲み屋ばかりで生ビールは店内で飲めるし、缶や瓶と違って持ち帰りは困難だろう。
本当に売れるのか、こんなもの？
売るんだったらタイ人がビールや安ウイスキーを持ち込んでいる屋台があるような場所じゃないか？
先週は雨が降ったり暑くなったりでこのまま暑期に入ってしまうのかと思われたが3日まえあたりからまた涼しくなった。
それでも当然タイだから昼間の日向は暑いのであるが夜はひんやりとしていて部屋の中もA/Cがいらないほど。
ある人は初めて掛け布団を掛けたそうである。
しかし、上着を着なければならないのはまだしも指先が冷え切ってしまうほどでオフィスは寒すぎ。
聞いたところによるとオフィスワーカーが寒がるのは『A/Cが効きすぎるほどの職場で働いている』という変な優越感があるのだそうだがどうにかならんかなぁ。
アヌサワリーの駅で1/26~1/30の間Sky Clinicが開かれている。
これで3回目で最初のときから知っているので、たぶん半年にいっぺんくらい行なわれているのだろう。
タイ語の看板をちらっと読んでみた感じでは無料の健康診断のようだ。
ラチャテーウィー病院のスタッフによって食事に関する指導や健康相談、血圧測定などが行なわれている。
今朝も通勤時だというのに駅構内に多くの人が並んでいた。
もっともサラリーマン風やOL風はおらずラフな服装の庶民ばかり。
病院側が手弁当でやっているかどうかはわからないがたぶんプロモーションで、『何か問題があったらラチャテーウィー病院までどうぞ』というところなのだろう。
ただの大好きなタイ人の心理をうまく使っている。
ところでパヤタイ病院なら解るがラチャテーウィー病院ってどこだ？
またしても有馬温泉（マッサージ屋）での会話。
「ここは日本人のお客さんはなん％くらいくるの？」
「９０％。あとの５％が中国人で残りがファラン。ここには６０人のマッサージ師がいるんだけど日本が休みのときは３０分も４０分も待ってるのよ」
「日本の本（ガイドブック）にも載ってるからね」
「広告を出してるから。日本語の話せる子も多いし。私は時間がなくて勉強できないけど」
そういえばこのあいだの子はかなりペラペラだったな。
ま、それだけ日本人ばかりならそれもありうるか。
「XXXXXXXXXX」
朝、洗濯物を出しに行ったらオババが何か言った。
「えっ？なに？」
「17日から23日まで田舎に帰るから」
珍しいこともあるもんだ。
そもそもそんな先のことを前もって言うなんてタイ人にとっては珍しいことだし、入居以来今まで休んだのを見たことの無いオババの言葉である。
たしかにそれだけの期間休まれると洗濯に出したシャツが上がってこなくなるわけだから困ることになる。
コインランドリーはあるもののアイロンは持っていないからアイロンがけができないのでその間はきっと駅のクリーニング屋を使うことになるだろう。
あ、ところで先々週に出したスラックスはどうなった？
朝、目が醒めてからPCの電源をいれメールをチェックすると『Mail Delivery System』やら『hi』、『Test』などのサブジェクトの付いたメールが15通以上も来ていた。
少し前から流行り始めたMYDOOMというウィルスメールである。
英文のサブジェクトでさらに添付ファイルが付いていたら絶対にクリックはしないし、ターゲットにされ易いマイクロソフト系のメーラーも使っていないのでこの手のウィルスに感染する心配は無いのだがやはり気分が悪い。
最近のウィルスはたちが悪くFrom行を偽って送ってくるのでそのまま送り主に苦情メールを送っても意味がないし。
ちょうどアンチウイルスソフトの会社からアプリケーションのバージョンアップの連絡がきていたので2時間半もかけて37MBものファイルを落として更新した。
（これもなぁ〜、完全にブロードバンドだけを念等においているし〜）
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