ゴルフの練習をしたあとタクシーに乗ってそのまま有馬温泉（マッサージ屋）にサウナに入りに行った。
ここのサウナに関しては以前も書いたと思うが、へたなところに行くとホモ野郎に擦り寄られる危険性の高いタイにおいてはその心配のない貴重な場所である。
というのも客はほとんど、おそらく９０％くらいが日本人でたま〜にタイ人のおっさんが見かける程度だからだ。
ところが今日はめずらしく韓国人の３，４人のグループがやってきていた。
このエリアで韓国人というのに違和感があったが、そういえば彼らも公衆浴場が好きだったことを思い出した。
シーロムのエロDVD売りのしつこいやつらがまた湧いてきた。
密告により一斉摘発され多量の商売品も押収されたはずなのに、おとなしくしていたのはせいぜい２週間くらいだった。
この連中に限らずタイは何でもこんな調子で、捕まっても捕まってもすぐに復活するし、きっと場所代をせしめているに違いない警察は世間が騒がない限りは見て見ぬふりをしている。
象使い（これも本来バンコクでは違法）や花売りのガキなどはまだ許せるが、袖をつかんだりしてしつこいこいつらはまたすぐに捕まえてほしいものだ。
『平日は（郊外にある）工場の行き帰りだけだし、土日はゴルフしかしてないんでそれ以外何も知らないんですよ』と、ある単身赴任の駐在員が言った。
この人はタイに来てすでに1年くらいになるらしいが、タイの田舎のよさやきれいなビーチも知らないし、タイ語がまったくできないので夜遊びですらタニヤに数回来ただけだと言っていた。
身近にも似たようなタイプの人がいるが、ある程度歳がいっていて単身、しかも今までに海外旅行もほとんどしたことがないとそんなものなんだろうか。
たしかに自分ほどタイ国中あちこち旅行しているのも珍しいかとは思うが、それでもタイの国内旅行なんてほんの少しの勇気があれば全然チョロイはず。
せっかくタイにいるのにもったいないよなぁ。
ドンムアン空港からスワンナプーム新空港へのタイ航空の試験飛行のチケットが2日で完売したんだそうだ。
以前書いたように新空港は9/28正式開港予定だが、それに先立つ試験飛行をタイ航空をはじめとする国内各社が7/29から始める。
普通の感覚なら試験飛行は試験なので営業許可は取れていないはず。
もしたとえ乗客が乗ったとしても料金の徴収はできなさそうなのだが、タイではそれが「開港記念フライト」として立派に商売になって（して）しまう。
飛び立ったら旋回しないと下りられないような距離のこのフライトも９９９THBと格安会社のエアーアジアならチェンマイまでいけてしまうような価格設定になっている。
もしかしてこれってタイお得意のソフトオープンてやつ？
7/11がカオパンサーなので7/10（こちらも実はアサラハブチャで会社によっては休み）を休めば久しぶりの4連休。
これは前からわかっていたものの、この時期に日本から客が来そうだったので直前まで予定が入れられないでいた。
その日程がはっきりしたのがおとといの夕方。
それからではさすがにサムイのホテルを抑えるのは無理そうだったのでチェンマイに行ってタイ一高い山であるドイ・インタノンにでも行ってみようかと思いつつ、TGのWWWでフライトをチェックできたのが今日になってから。
さすがに直前なので多くの便が満席だったものの空いている便がかろうじて一便あった。
すかさず予約を入れると、、、、『２４時間をきっているので予約は入れられません。窓口にご連絡ください』となった。
あほなシステムである。
だったら最初から表示させるなと言いたい。
時間も時間なのでしかたなく知り合いの旅行代理店に足を運んで予約を入れてもらおうとしたら「もうすでにいっぱいです」との答え。
「え、そうなの。さっきまで空いてたんだけど。だったらウドンはどう？」
ウドンまで飛んでラオスのワンヴィエンまで足を伸ばすのもよさそうだ。
「満席ですね」
「まさかサムイは空いてないよね？どこか他にない？」
「サムイもだめですね。もしかしたらチェンライなら、、、。あ、やっぱりだめです」
「海外は？ヤンゴンなら空いてるんじゃない？でもあそこはVISAを事前に取らなければならないんだったっけか？」
「そうです。バリなんかどうですか？あそこならVISAはいらないですから」
「バリねぇ〜〜。空いてるんならそれでもいいけど」
「あ、やっぱりだめです」
「ということはどこも空いてないってこと？」
「そうなりますね。このところタイの連休はいつもこんな感じなんですよ。きっとタイ人も飛行機をよく使うようになってきたんでしょうね」
あ〜あ、連休はバンコクでおとなしくしているしかないか。。。。
『イタリアのせいだ。ドイツには行かない』
国王即位６０周年記念式典とかでこのところちょっとおとなしかったタクシン（暫定）首相だが久しぶりに笑わせてもらった。
国政をほったらかしてワールドカップ見学に行くと言い出すのも勇気がいると思うが、応援していたドイツが準決勝でイタリアに負けたから『イタリアのせいだ』といってしまうあたり、もしイタリアが過剰反応したらどうするつもりなんだろうか。
幸いにもアメリカや日本と違い、タイの発言が世界を動かすほど影響力はないとは思うが、それでもやっぱり一国の首相の発言とは到底思えない。
やっぱりこの国の国民はだれもかれも精神年齢が１０から１５歳若い。
7-11で売られている冷凍食品シリーズでパッ（ト）バカオやカオパッドなど10種類くらいある。
屋台も終わってしまった深夜に小腹が空いたのでスパゲッティ キーマオを買ってみた。
日本にいるときと違ってアパート（に備え付け）の冷蔵庫は1ドアなので冷凍食品はほとんど食べたことがなかったが、食感も味も悪くはない。
むしろ店で作ってもらうものに比べて肉は盛りだくさんで一生懸命売り込もうとしている努力が伺える。
価格は２９THBと微妙な値付け。
たぶん３５〜４０THB出せば店で普通に食べられるだろうから昼間は手を出そうとは思わないかもしれない。
屋台はもちろん街の食堂もとにかくうまくて安いからタイでこういう商売は結構厳しいだろうな、と思った。
このごろまた選挙のポスターが街中に出始めてきた。
どうやらバンコク都議会選挙らしく各区ごとに候補者が立っているようだった。
こちらの選挙は日本のものと違ってうるさくないのはいいのだが、毎度書いているように選挙前日と当日のアルコール類の販売が一切できなくなるのが非常にうっとおしい。
毎週のように選挙を行なっていた４月は例外として、選挙の日はまず飲み屋は閉まるし、和食の店でさえよほどのことがない限り提供してくれない。
外国人は関係ないのだからいい加減にしてほしいんだけどなぁ。
そもそも選挙の日にアルコールを出せないなんて社会の未成熟さをさらけ出しているようなものだと思うのだが。
今日は宗教関係の祝日の一つであるカオパンサーで基本的にはアルコールは売ることができない（はず）。
それでも日本食系の店ではたとえ外から見えようが普通にビールを出していた。
選挙と違ってきっと取り締まりや罰金もゆるいのだろうが、タニヤのカラオケ屋はそうも行かないようで、飯を食べた帰りにタニヤに入るといつもの看板の明かりがことごとく消えていた。
しかし、どこからか『見るだけただ〜』という呼び込みの声が聞こえてきたのでふとそちらをみると暗がりの中、５，６人のカラオケ嬢たちが立っていた。
看板だけ消して店は営業しているんだろうか。
それとも店は休みだけど個人で営業（？）しているんだろうか。
「日本にいたときにタイ料理ではなにが食べたくなった？」
自分の場合は日本に１週間いただけでソムタムが食べたくなったが、日本に３年ほどいたやつに聞くとカオマンガイという答えが返ってきた。
前にここでも紹介したことがあるが、カオマンガイとは蒸した鶏をそのだし汁で炊いたご飯に乗せた典型的な屋台飯である。
ショウガとプリックを入れた独特のたれをかけて食べるが、すごくうまい。
しかし、外国人向けのレストランはおろか、専門店以外は普通の食堂にも置いていないという代物である。
そのカオマンガイ、たしかに日本のタイ料理屋で見たことはない。
そもそも一人前ずつ作るようなものではなく、まとめて作らざるを得ないからタイでも専門の店になってしまう。
だから日本で見かけないのは当然のことだろう。
タイリピーターでまだ未経験の人はぜひ試してほしい。
目印はガラスケースの中にぶら下がった白っぽい鶏だ。
NNAにフィリッピンでの車の運転に関するコラムが載っていた。
曰く「割り込み、クラクションの嵐である。〜（略）〜 このことはフィリピンに限らず、微笑みの国タイも同様だから面白い。周囲の人は関係ない、とばかりのわがままぶりを存分に発揮している」
タイ人は基本的に自分勝手だからたしかに運転マナーも非常に悪い。
しかしやたらと騒々しいインドと違って、タイ人はめったなことではクラクションは鳴らさないからこの記事は間違っている。
嫌なことがあっても不快感を表にださない性格がそうしているのかもしれないが、ボソッと文句を言うことはあってもただひたすら耐えるのである。
もし本当にフィリッピンが上記のようであれば、同じ東南アジアとはいえタイ人の性格や習慣はだいぶ違うと思ったほうがいい。
またやってくれましたタイの裁判所。
３年前に起こったスクムウィットスクエー取り壊し事件に関して起訴されていたチューウィット元下院議員・風俗王ら１３０人が「証拠不十分」として無罪になってしまったのだそうだ。
この事件を知らない人のために書いておくと、この事件は５０店舗ほどのバービアが営業していたスクムウィットソイ１０のスクムウィットスクエーと呼ばれるエリアが、軍と警察関係者の指示の元、重機によって一夜にして瓦礫とされてしまったというものである。
そこで調べが進んでいくうちにすぐに浮かんできたのがこの土地の所有者でマッサージパーラー（ソープランド）をいくつも持っているチューウィット氏。
自分の問題をいつのまにかほかに摩り替えてしまうタイ人お得意のやり方で、この事件のあと風俗業に対するたかりを行なっていた警察幹部や政治家のイニシャルを毎週小出しに出してマスコミの注目を集めて名を売り、とうとう下院議員に当選したものの、比例代表で出た政党の所属期間が規定に満たず当選してから失格になるという落ちまでつけてくれた。
以前、酒に酔った有力政治家の息子が公衆の面前で警官をピストルで撃ち殺して逃走、しばらく身を潜めた後に出頭したものの、やはり証拠不十分で無罪になるということがあったが、この国では刑事裁判の判決でさえ金を出せば買えるものらしい。
タクシン暫定首相がアメリカのブッシュ大統領宛に送った親書が問題になっている。
『現在の国内情勢が安定しないのは民主的な手続きを無視して選挙をボイコットした反政府勢力のせいで自分のせいではない』というのがその内容らしいが、それに対して『国内の恥を真相をゆがめて外国の指導者に訴えるとはなにごとか』と反対勢力が指摘している。
けんかした小学生が『ボクは悪くないの。○○君がね、○○君がね。先生〜』と先生に対して言い訳をしているように聞こえるのは自分だけではあるまい。
このかなり幼稚な親書に対して、アホで有名なブッシュもさすがにあきれたのか「タイは自国で問題を解決できると信じている」と回答を送ってきたそうだが、こんなことしていたら何十年たっても先進国クラブには入れてもらえないぞ > タイ。
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