日本もこの週末は３連休らしいがタイも7/17が休日だったので金曜も休んで４連休にしゴ･サムイに行ってきた。
バンコクと同様、この時期は東部のゴ･チャーン、ゴ･サメットにしても南部のプーケット、クラビーいずれも雨季でビーチは最適な季節とはいえないのだが、同じ南部でもタイ湾側のゴ･サメットはそれらと季節がずれる。
それを知らずに１１月に行って雨季にあたってしまったこともあるのだが、今回は季節はばっちりで３泊４日のうち昼間に雨が降ったのは最終日の今日だけ。
２日目に参加したゴ･タオへのシュノーケリングも、まったく雨に降られずしかも透明度も高くキレイな海を楽しむことが出来た。
とりあえずＨＰＣは持っていってメモは取ったのだが果たして旅行記になるかどうか、、、
カオプラビハーンの世界遺産登録をめぐってカンボジアとの国境付近がごたごたしているが、タイ･カンボジア両国が軍隊を出陣させてにらみ合っているところへさらに厄介な連中が現れた。
国会承認を経ずに世界遺産登録を支持する文書に政府が勝手に調印したとして外相を辞任させた反タクシン派のＰＡＤ（市民民主連合）は、それだけでは飽き足らず１００台以上の車を連ねて現地まで出かけて抗議運動をしようとして地元民と衝突したようだ。（バンコク週報）
ＰＡＤといえば２年前に長期間にわたってデモを行い、それが元でクーデターを引き起こす原因にもなったのだが、先日も反政府集会を開いていた首相府付近で、騒音や渋滞がひどいと地元住民から苦情が出て裁判所から移動命令が出たりと一般市民ともぶつかり始めているような印象を受ける。
反タクシン、反サマックというのもわからないではないが、国民のほとんどは今のような政治的混乱を望んでおらず、支持も減っているのではないだろうか。
学生運動の時代に乗り遅れてしまった８０年代の活動家を見ているような気がする。
２年前にプーケットで墜落事故を起こしたワントゥーゴーがつい先日『経営難のため７／２２から９／１５のあいだ運行を停止する』というニュースが流れたばかりなのに、今度は安全基準を満たしていないために７／２２から３０日間運行停止命令が運輸省からでたそうだ。（ｎｅｗｓｃｌｉｐ）
しかも東京タワーへの異常接近という離れ業をやってのけたこともある親会社のオリエントタイも同時である。
この期間に問題点が改善されなければ免許剥奪の可能性もあるようだが、事故の賠償請求裁判も控えていることだし、そうなったらそうなったでつぶしてしまえばいいくらいに考えているのだろうか。
いくら格安でもこんな航空会社は使わないほうがいい。
タクシーに乗っていると運転手に電話がかかってきた。
「なんだ？今運転中だからまたあとでな」
タイ人は電話が大好きで電車に乗っているときでもジムで運動しているときでも、高級レストランで食事をしているときでも片時も携帯を離さず、周りを見わたすとだれかしらかならず電話をしている。
そういう風潮からするとかなり違和感があるのだが、なぜ運ちゃんがこんな対応をしたかというと、日本と同様運転中の電話が禁止になり警官の小遣い稼ぎの対象になってしまったからなのだ。
もともと集中力に欠け運転も荒くプロ意識に欠ける連中なので禁止になったのは多いに賛成なのだが、いつもいじめているはずの警官がバイクで立ちゴケしているのを見た運ちゃんが笑っているのを微笑ましく思えてしまった。
タイ都心在住者のインターネット利用率が６９％だという調査結果が時事に出ていた。
１５−６４歳の１２８６人を対象にした結果とのことだったがどうもにわかには信じられない。
いくらタイ都心（なんでバンコク都心ではない？）とはいえ、そこで働く屋台のおばちゃんや工事現場の労働者、マッサージ屋のおばちゃんも含めてその数字とは絶対に思えないからだ。
元ネタはシノベートという調査会社の調査結果だということだがこういう国に永いこといるとなにごともまずは疑ってみる癖が付いてしまっている。
年末はまたトルコにでも行こうかと昨晩地球の歩き方をめくっていたばかりなのに、トルコのイスタンブールで爆弾テロがあり１５人が死亡、１５０人以上けが人が出たというニュースが流れていた。
かと思えば２６日にはインド西部のグジャラート州でも爆弾テロのために４５人が亡くなっており、なんとその前日にはＩＴ都市として世界的に有名なバンガロールでも２人が犠牲になったとのこと。
テロを起こした連中はそれぞれ違うし事情も違うんだろうが、旅行に行こうとしている先々で次々とテロが起きるとさすがに出かける気も失せてくる。
それもこれもブッシュが悪い。
客の忘れ物に気づいたタクシーの運転手が正直に警察に届け出て『正直者』として賞賛されているという記事がバンコク週報のＷＷＷに載っていた。
タイでは事故を起こした運転手は逃走し、見つけた落し物はネコババするのがあたりまえで、今回のようにバカ正直に警察に届けたりするとそれだけでニュースになってしまう。
と、ここまでは納得できる話なのだが、外国人がタクシーの中に置き忘れたという財布の中身が？だった。
タイと外国紙幣あわせて『７０，０００万バーツ』と書かれてあったからだ。
チェックでもない限りいくらなんでもそれだけの現金は財布に収まりきれないだろうからおそらく７万バーツの間違いだろうが、日本から旅行出来ていたころに泊まったサービスアパートのセフティーボックスの中に３，０００ＵＳＤ以上もの現金が忘れられてあったのをふと思い出した。
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