昼時、渋滞で車のまったく流れないシーロムで救急車がサイレンを鳴らしたままずっと立ち往生していた。
この先にあるチュラオンコーン大学病院に急患でも運んでいくのだろうか、それなら渋滞していることのわかっているシーロムを通っちゃだめだろうと、スカイウォークから眺めながらシーロムコンプレックスまで戻ると、その救急車が一階に横付けされストレッチャーを慌しく押していく救急隊員とすれ違った。
ショッピングセンターでけが人でも出たのだろうか。
夕方よりはましとはいえ、ここからまたあの渋滞の中を病院まで乗せられるというのは大変だろうな。
日本と違ってタイでは救急車両がサイレンを鳴らしても車線を空けるようなことはあまりしないから、一刻を争うような状態じゃなければいいんだけど。
２週間後の７／３はタイの下院議員選挙。
タクシン派政党であるプアタイ党が民主党を抑えて第１党になるのではないかという下馬評の中、今回も票の取りまとめ役である地方の有力者があちこちで撃たれるといういつもの戦いが続いている。
その選挙戦、今回のポスターで目立っているのは、タクシンの末の妹であるインラック、ちょっと今回はおとなしいが久しぶりのチューウィット、それに『だれにも投票するな』と動物の写真を掲げたＰＡＤ系、そして変わったところでは顔の部分がくりぬかれているプーミジャイタイ党のポスター。
このポスター、最初は嫌がらせかと思ったがどのポスターもそうなっているのでどうやらそういうものらしい。
『金持ちスポーツ選手になるのはあなたかも』と書いてあるから『そこには自分の顔をイメージしてみてください』ということなのかもしれない。
それにしても白い制服ばかりのポスターばかり目立った７，８年前とは選挙ポスターも様変わりしたものだ。
焼きカレーがうまかったという話を聞きつけてやよい軒に入ってみた。
ところが手渡されたメニューを何度ひっくり返してもそんな料理は見当たらず、しかたなく鶏南蛮丼などというものを注文したのだが、注文し終わってからテーブルの上に置かれていた期間限定らしいメニューをひっくり返すと裏側のしかも下のほうにその焼きカレーが写真と共に載っており、どうもその特別メニューはその焼きカレーもカツカレーや天麩羅カレー（？）とあわせて日本カレーフェアということらしかった。
そのなかで一瞬ナニ？と思ったのがこれ。
ポークナソチカツカレー
カツカレーはわかる。
でもナソチってなに？
？？？？
あ、、メンチと言いたかったのか！
どうも１週間前くらいから夕方になると携帯でのデータ通信がほとんど出来ない状態になっている。
特にひどいのがシーロムのサラデーン駅周辺。
大戸屋やラーメン亭で４ｓｑをチェックインしようにも、Ｔｗｉｔｔｅｒでつぶやこうにもこの時間帯になると１０中８，９、データリンクが確立しない。
ラングナムに帰ってくると繋がったりする（それでも普段より確率は低い）ので、考えられるのはＡＩＳ側の回線（設備）不足。
どうして急にこうなったのかわからないが、なにかのプロモーションをやってる？
それとも選挙がらみで通信制限でもかけられている？
先日は注文しそこなったやよい軒の焼きカレーにトライしてみた。
どんなものが出てくるかと思っていたら、鉄板に盛ったカレーライスにチーズを乗せオーブンで焼いたもの＋目玉焼きのせ。
ドリアというかグラタンというかカレー味のそんな料理。
もともとカレーは好きなので最初はけっこういけると思ってたべていたのだが途中で飽きてきてしまった。
もしかしたらチーズが余分だったかそれとも油を多量に使っていたのか。
もちろん初めての焼きカレー初体験だったが後ほどググってみると北九州発祥の歴史のある料理だったらしい。
６月末までの限定で１５９ＴＨＢ。
ＪＬもＮＨも８月発券分から燃料サーチャージが大幅値上げということだったので今時点でＮＲＴ行きの料金はいくらくらいするんだろうとＪＬのＷＷＷを見てみるとアップグレードもできない予約クラスで３万ＴＨＢ近い料金が出ていた。
ＵＧできるクラスだと４万ＴＨＢ越え。
ためしにＴＧの方を見たら最低料金は３２，０００ＴＨＢと若干高いながらもこちらはマイルによるＵＧ対象。
できる限り安い料金で利用したいのならＪＬは乗らないだろうし大して変わらない料金でＵＧできるならＴＧにしたほうがずっといい。
しかも機材によっては７７７の１−２−１配列シートだし。
先日の出張では同行者の都合でＪＬだったけど自分で選べるなら出張での利用も今後わざわざＪＬの利用はしようと思わない。
多少はメリットのあるＪＧＣの自分がこう感じるのだから他の一般客はなおさらそう考えるはず。
コストダウンのためのサービス低下は客に見える部分で行なったら確実に客は逃げていく。
たぶんＪＬはこのまましぼんでいく運命だろう。
それまで近所のラチャプラソン交差点がＵＤＤ（赤シャツ）により２ヶ月ものあいだ占拠されて営業できず、去年の５月に軍による強制排除で銃撃戦、そして放火に繋がった因縁のセントラルワールドで７／３の投票日に向けて今日、敵対勢力である民主党が支持者を集めての街頭演説を行った。
このこと自体はだいぶ前からアナウンスされておりそれに対してＵＤＤからは中止を求める抗議の声も上がっていたのだが、今日はその会場にＵＤＤを装ったものにより爆発物が投げ込まれそれをきっかけとして軍が行動に出てまたもクーデター、民主党の敗北が濃厚な選挙の中止となるかもしれないといううわさが流れていた。
それが単なるうわさだったのか、あるいはうわさが流れることによって軍が動けなくなったのかは定かではないが、幸いにして街頭演説は何事もなく無事終了、緊張の一日は終わった。
このところずっと調子悪かったＡＩＳのデータ通信が今日は朝から自宅でＨＳＰＡ（３．５Ｇ）での接続ができるようになっていた。
速度もそこそこ出ていて、『お、これはいいや』と思っていたがそれまでもパラゴンの中だけでは使えていたサイアムに近づくと今までのＥＤＧＥに戻ってしまった。
この日はＴｗｉｔｔｅｒを見ているとうちのあたりだけでなくラチャダーやラマ９などバンコクのほかのエリアでも使えていたようで賞賛の声が上がっていた。
ところが喜んでいられたのも昼くらいまで。
よくわからないがどうもテスト運用だったようだ。
来週の７／３はタイの下院選挙で前日の７／２の１８時から翌日の２４時まで酒類の販売は禁止、それに加えてこの週末も明日が事前投票日のため来週と同じく今晩の１８時から明日の２４時まで酒を買うことができない。
ここでも何度か書いているようにタイでは王室関係の祝日、仏教関係の日、そして選挙関連の日は酒類の販売が禁止となっていてその中でも選挙関連は取締りが一番厳しく、日本人御用達のタニヤでもゴーゴーバーで有名なパッポン、ナーナーでも特別な事情のあるらしいごく限られた店でしか酒の提供は行なわれていない。
そういうところへの出入りを楽しみにして、しかし今週・来週にそのことを知らずに来タイしてしまったらかなりがっかりすることだろう。
ちなみに選挙後一週おいて７／１５、１６も宗教関係で酒類販売禁止だが選挙と違いこちらは事前にわかっていたことなのでリピータには影響は少ないか。
昨日書いたように今週末も二晩連続して酒類販売禁止。
それでも持ち込めばＯＫな店もあるのでいつものようにコンビニ袋にウィスキーを突っ込んでマリガーに向かうと入り口のガラスドアに『ＮＯ ＡＬＣＯＨＯＬ』と書かれた紙が張られていた。
『ああ、やっぱりな』と数秒その張り紙を見ているといつものニイチャンが店の中から手招きをしていた。
これはＯＫというサインだろうかと店内に入り「キン・ダイマイ（飲めるか？）」とコンビニ袋を掲げて見せると案の定うなずき、氷とソーダが用意された。
ただし普段のガラスコップではなくコーヒーカップ。
あからさまに見えるとまずいからこれに入れて目立たぬように飲めということらしい。
こういうところはタイらしいのだが、タニヤなどのカラオケ屋やパッポンなどのゴーゴーバーなど飲酒をメインにしているところは酒の提供ができないのだからそもそも営業自体がムリ。
今回のように持ち込んで飲める可能性があるのは、外から丸見えでないこと、料理がメイン、そこそこ外国人が入る店が条件だろうが、ただ管轄の警察署によって対応が違うからなんともいえない。
ちなみにホテルの部屋や家で飲む分には何のお咎めもない。
７月の１５日はアーサーラハブーチャーという宗教関係の休日で金曜のためにその週は三連休。
今までのところ何の予定も入ってなかったのだが飛行機を使わなければそれほど金もかからないので車を借りてどこかに行こうかとＡＶＩＳのページでポチッとしてしまった。
とりあえずの目的地は未だかつて通り過ぎたことしかないスコータイ。
雨季で近場のビーチはだめだし、それ以外では行きつくしてしまったので遺跡にそれほど興味があるわけではないが世界遺産でもあるスコータイにしてみたのである。
ただＡｇｏｄａでホテルのレビューを見てみるとスコータイは料金は普通の地方都市並みに安いけどどのホテルも評価が低いんだよなぁ。
また突飛なことをしたもんだ。
カンボジア国境にあるカオプラビハーンの世界遺産登録を発端としてタクシン派政権批判、国境紛争、ユネスコ批判と続いてきたが、タイがそのユネスコからの脱退を表明したそうだ。（バンコク週報）
苦戦の予想される下院選挙で民主党が少しでも支持者を集めようとする苦肉の策のような気がするが、傍目から見てるとたんに駄々をこねているようにしか見えない。
国内に５つほどある世界遺産はどうするつもりなんだろうか。
そういえば、以前もこんなことがあったな、、と思い起こしてみるとスタアラ発足まもなくのころ、『ＳＱが加入するならこっちは脱退する』と言っていたＴＧを思い出した。
きっとこういう国民性なんだろうな。
敗色が濃くなっているので民主党もなりふり構っていられなくなってきたのだろう、今まではアピシット首相や候補者の写真が載っているだけでおとなしかった選挙ポスターの代わりに最近になって目立ってきたのはビルのあいだから煙の立ち上る写真を載せたポスター。
『民主党を選べば国の火を消して過激派を否定する』と書かれているが赤シャツ騒動の時に放火されたバンコクを表しているのは明らか。
たしかにあれを思い起こせばバンコク人の多くが赤（＝タクシン派・プアタイ）を否定するだろうがそれにしても過激だ。
晩飯を食べにいつもの老山東に足を運んだら満席だったので給料日でもあることだし久しぶりにチットロムのインターコンチネンタルホテル地下にある日本亭まで出かけてみた。
注文したのはここではいつも同じ禄高弁当。
２段重ねのお重に刺身や鰻、焼き魚にてんぷらが少しずつ収められていてこれを肴に焼酎をちびちびやるのがここでの楽しみ。
見た目もきれいですべての料理がおいしい。
以前の値段はたぶん５８０ＴＨＢだったような気がしているが、６８０ＴＨＢ。
焼酎を３杯飲んで税・サ込みで１６８３ＴＨＢ。
ま、しゃーないな、楽しんだのだから。
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