飛行機に関する記事を幅広く扱っているFlyTeamというサイトに『An-225ムーリヤ、タジキスタンのドゥシャンベ空港に初着陸』という記事が載っていたので、そういえばAn-225って世界最大の輸送機だったよな、と思い出しググってみた。
WikipediaによるとAn-225ムーリヤは世界でただ一機しかない孤高の超大型輸送機でペイロードはアメリカ空軍のC5輸送機の約倍に当たり、商用機ではこのAn-225のベースになったAn-124ルスラーンの150トンですらはるかにしのぐ250トン。
エンジンは６発、メインギアはいくつあるのかわからないほどのタイヤがムカデのようについていた。
Youtubeにアップされていたビデオを見てみるとそのあまりの巨大さに笑ってしまうほど。
防衛省がチャーターして日本にも一度だけ飛来したことがあるようだったが、240ものギネス記録のあるムーリヤ、これはいちど生で診てみたいなぁ。
プロモーションSMSがCITI Bankから届いていた。
『11/1から15の間に100万THBを使った方、先着2名様にパリ行きエコノミー航空券プレゼント』
はあ？？半月で100万THB？
そんな限度額のカードを持っている人ってどれだけいるんだよ！
それにそんな金持ちならビジネスクラスでもファーストクラスでもいくらでも買えるんじゃねーの。
『高級レストランの料金が１０％引きになります』的なプロモーションもよくあるけど、まだそっちのほうが親しみが沸く。
週明けのシンガポール出張が突然決まった。
Itenalyがメールで転送されてきたので機材を見ると帰りのTG410便が380になっていた。
予約クラスはQ。
TGのサイトで確認すると20,000マイル使えば片道アップグレードできるようだったので申し込もうとするとtemporary unavailable。
面倒くせーなと思いつつROPに電話すると自動応答で４回もキーを押させた後で延々と待たされ５分以上待っても誰も出てこない。
『音声は記録されます』といういうことだったので「このクソTG、いいかげんにしろ！客を何だと思ってんだ！」と悪態をつくもなんの反応もなし。
それが2回。
3回目にしてやっとつながったが、最初に「マイルでアップグレードしたい」と告げたにもかかわらずチケットの購入と勘違いされ危うくカードで引き落とされるところだった。
再度アップグレードを依頼すると今度はWWWサイトの記述より少ない必要マイル数を言われたので「プロモーションか、ラッキー」と思っていたらそれも間違い。
最終的にはアップグレードはできたもののなんだかなぁ、TG。
アップグレードできたので期待していた380のCクラス。
前夜にシートマップを見てみるとCクラスのシートピッチが44”との記述。
それマジ？ほんとにそれしかないの？それじゃPYと変わらないんじゃないのか？
となかば失望しつつ、なかば期待しつつ搭乗した380、たしかにシートマップに間違いはなく、正確には全席のシートバックとの距離はやはりその程度だった。
ただ隣の席が前後に半分ずつずらして配置されているためシートバックからつま先まではたぶん80”程度で電動シートはフルフラット仕様。
しかし、幅がいかんせん狭い。
これなら日本線で使われている777-300の斜め配列シートの方がまだひろいし、その以前の777-200の60"シートとは比べるまでもない。
いくらなんでも詰め込みすぎだろ、TG。
と、シートに関してはかなりがっかりだったが、キャビン内の静音性に関しては噂どおりかなり高かったのと尾翼につけられたカメラが面白かった。
ちょっとしたきっかけでYoutubeの『スーダラ節』にたどり着いた。
スーダラ節といえば50年も前に発売された植木等の大ヒット曲。
超有名な曲だから40以上位の人だったら今でも覚えているのではないだろうか。
歌詞は、
チョイト一杯の つもりで飲んで
いつの間にやら ハシゴ酒
気がつきゃ ホームのベンチでゴロ寝
これじゃ身体(からだ)に いいわきゃないよ
分かっちゃいるけど やめられねえ
ア ホレ スイスイ スーララッタ
スラスラ スイスイスイ
：
：
ねらった大穴 見事にはずれ
頭かっときて 最終レース
気がつきゃ ボーナスァすっからかんのカラカラ
馬で金もうけ した奴ぁないよ
分かっちゃいるけど やめられねえ
ア ホレ スイスイ スーララッタ
スラスラ スイスイスイ
：
：
一目見た娘(こ)に たちまちホレて
よせばいいのに すぐ手を出して
ダマしたつもりが チョイとだまされた
俺がそんなに もてる訳ゃないよ
分かっちゃいるけど やめられねえ
ア ホレ スイスイ スーララッタ
スラスラ スイスイスイ
と高度成長期直前のいい感じを出している。
ALWAYS 3丁目の夕日とほぼ同じころだろう。
今の日本に足りないのはこういうお気楽さではないだろうか。
いつものスタバでいつものコーヒーを注文すると「今日から5THB値上げになったのよ」となじみの店員に告げられた。
Brewed Coffee Tallが85THBから90THB。
ほんとなにからなにまであがっているな。
これも例の最低賃金政策の影響だろうか。
iPhoneに使っている増設バッテリーの充電が出来なくなった。
充電できなかったことがなんどもあったので最初はコネクタの接触が悪いのかとケーブルを変えてみたりしたのだがケーブルを変えてもACプラグを変えてもうんともすんとも言わなくなってしまった。
この増設バッテリーは最初のものが3ヶ月で膨張してしまったので同じ店で代わりに購入したもの。
購入から5ヶ月で今度はこの状況。
いちおう、mophieというメーカーはiPhone用の増設バッテリーとしては名の通ったところのはずなのにこの有様。
これも中国製のパチものなんだろうか。
この国のバッテリーはほんとだめだな。
エカマイのGatewayにある幸楽苑。
この店はGatewayにやってくる度にのぞいてみるのだが店の前にいつも客が無秩序に順番待ちしていてなかなか入る気にならなかった店である。
それでもバンコク在住者のFacebookによるとなかなか評判がよかったので気にはなっていた。
そして今日、昼時を外して3時過ぎに来てみたら当然ながらあっさりと席に着くことができた。
注文したのは極旨醤油ラーメン。
見た目は昔ながらの支那そばといった感じでスープは鶏ガラに魚介だろうか、さっぱりしている。
これだ、これが求めていた味。
こういう醤油ラーメンが食べたかった。
日本のラーメンと言えば豚骨スープばかりのバンコクでは嬉しい限り。
しかも極旨醤油ラーメンが139THBでトッピングの煮玉子が20THBと値段もお得。
ほかにもどんどん支店だして、250THBとふざけた値段を付けているラーメン屋に一泡吹かせてやってほしい。
スリウォンのスタバに入って空いている席を見つけて座ると後ろのソファー席からいびきが聞こえてきた。
いったいどんな奴だよ、と振り返ると「コンサルタントのXXX」とかいう本を腹に載せたまま口を開いて眠りこけている日本人のおっさんだった。
この界隈で（自称）コンサルタントが集まる場所（手ぐすね引いてカモを待ちかまえているという噂もある）として有名なのがサリカフェ。
そちらは客の方も日本人が多数（タイ人はいるとしたら日本人おっさんに連れられたタニヤ嬢くらい）を占め、しかも年齢層も高め。
逆に（少なくとも昼間の）スタバはタイ人も外国人もこの辺で働いているオフィスワーカーがほとんど。
このおっさんが現役コンサルタントなのか、それともこれからコンサルタントになろうとして勉強中なのかわからないが、ちょっと場違いな感じのした今日のスタバだった。
晩飯を食べていこうとシーロムコンプレックスの地下に降りていった。
ところが前回いい印象のあったWine Connectionは入り口前に10人以上並んでいて豚骨ラーメンのちゃぶとんや、ローカルステーキ店、やよい軒、八番ラーメンもほぼ満席。
空席が目立つのはインド料理のミセスバルビーズ（いくらこのごろはタイ人もインド料理を食べるようになったとはいってもタイ人がメインのこういう場所では無理があるだろう）くらい。
４階にあがってMKをのぞいてみるとこちらも外で空席待ちをしていた。
オフィス街だしタニヤとパッポンという歓楽街もひかえて場所はいいのに以前はぱっとしないショッピングセンターだったシーロムコンプレックスだが、さすがにリニューアルが効いて以前とは見違えるほど人が入いるようになった。
BTSのなかでふと目の前に座っているおばさんを見たら手袋らしきものを編んでいた。
今はどうなのかわからないが、子供の頃は母親が寒くなる前に手袋やマフラー、セーターなどを編んでいるのは日本ではよく見られる光景だった。
しかし年がら年中暑いタイ、乾季に若干涼しくなることはあってもそれでも毛糸の手袋が必要になるほどではない。
いったいなんのために？
もしかして日本や欧米に留学している子供のために？
BTSアヌサワリー駅の改札を出たところで目の前を歩いていたインド人男性が向こうからやってきたタイ人女性になにかをさっと差し出した。
女性の方は一瞬なにが起きたのかわからず困惑顔。
ドヤ顔のインド人の手元を見ると使ったばかりのBTSの乗車券が握られていた。
それはたぶん一日乗車券で「もう今日は使わないからあなたにあげます。わたしイイヒトね」と言ったところだったんだろう。
でもな〜、タイ人は道ばたでインド人とコブラに出会ったらインド人を先にひっぱたけと教えられて育つくらいだからなぁ、急に親切なインド人が現れても。。。（笑）
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