早くも最終日の今日はフライトが15:20なので昼過ぎくらいまで市内観光をしようと思う。
愛河は初日に散策したので今日はその先にある駁二芸術特区と市の北側のエリアを回ってみようと思う。
その前に乗換の「世界で二番目に美しい」と言われる美麗駅を見ていく。
最寄りの中央公園駅からその美麗駅までは一駅。
ただしその有名なステンドグラスのドームは改札を抜けたところにあるらしいのでちょっともったいないけど一旦改札を抜ける。
改札を抜けると天井や柱にネットで見た写真のような天井や柱が現れ、それらにスマホを向ける人たちが多数いた。
そして倉庫街を再開発して芸術エリアにした駁二芸術特区。
MRTの駅を出てそちらに向かうと真正面に見えてきたのは赤く塗ったコンテナを組み合わせた巨大なオブジェ。
もしこれが1000年後に突然発見されたらきっと「いったい何のために作られたのだろう」とイースター島並みのミステリーになるに違いない。
そのコンテナの前にはLRTのレールが敷かれている。
どうやらこのエリアを貫いているようだ。
そのレールに沿って左手の方に進んで行ってみる。
この辺りは大雄倉庫というエリアらしい。
倉庫の電源ボックスに猫の絵が描かれていたりACの室外機が顔になっていたり、ビルの側面いっぱいに絵が描かれていたり、水道の蛇口が小便小僧になっていたりととにかくあちこちにこうした細工が施されていて楽しい。
ここは家族連れでやってきても楽しいはずだ。
さらに進んでいくとそちらは大義倉庫エリア。
こちらはおしゃれなカフェや小物の店が並んでいるが看板などは控えめで景観を崩さない作りになっている。
同じく倉庫エリアを再開発したとは言えバンコクの、商売け丸出しのアジアティークとはまるで違い「ここはなに？」といちいち覗き込んでしまう。
一番端まで歩いてくると初日に見えた奇怪な白い建造物が見えてきたので近寄って行ってみる。
雨がポツポツ降り始めた。
LRTはここまで来ると高架になっていき河を超えるようだ。
どうやらその建物は工事中のようでトタン塀に囲まれていた。
さらに先に進んでいくとここの工事名の表示板がありそれによると蜂の巣のようなこのへんな建物は建設中のポップミュージックセンターだった。
LRTの駅に行ったらちょうど電車がやって来たのでチケットを買わずに乗り込んだら車内ではICカードでしか払えないようで結果的に駁二大義駅までタダ乗り。(駅は出改札なしの無人)
そこから蓬莱倉庫エリアに歩いて行くと倉庫の合間に子供達を乗せたミニ列車が走っていた。
これは子供ウケするだろうな。作りが上手いよ、高雄市。
蓬莱倉庫エリアは倉庫とその先の旧日本国鉄時代の操車場跡。
そしてここにも蒸気機関車が置かれていたり巨大なトランクのオブジェがあったりして楽しませてくれる。
その先にあるMRTの駅からホテルまで戻る。
上から下まで汗でびっしょりになりながらいったんホテルに戻り荷物を受け取る。
レセプション前で荷物の入れ替えを行なっていると受付の女性が何か言ったが聞き取れなかったので首をかしげると英語で「ドライヤーはいりませんか」とバックヤードからドライヤーを持ってきた。
こういうのは初めて。優しいなぁ。
空港へは再びMRTで。
高雄空港はチェックインもすんなり、そして出国手続きが驚きの速さ。
並んでいる人はおらずパスポートと両人差し指をスキャンするだけ。
スワンナプームの5倍は早い。
ほんとに台湾すごいわ。
デパーチャーまでまだ時間があったのでゲートに向かう途中で軽食コーナーに立ち寄る。
ビールを注文しながらメニューを眺めていると牛肉麺を発見。
そういえば今回はまだ一度も口にしてないことを思い出してそれも注文。
空港だけあってビールと合わせて300TWDもしたけど美味かった。
次回は街中で食べようね。
今回は帰りもちゃんとHindu Vegetarian。
往路はダールだったのがサーグになっていた。
見た目が同じなのでたぶんバンコク市内の有名インド料理店からのデリバリーなのだろう。
TGの機内食はこれがオススメ。
行きにかわした台風がまた台湾に向かっていることを帰国してから知った。
やはりこの時期は台風を避けるのは奇跡のようだったな。
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