今回の3連休はどうしようかな、時期的にはビーチがいいんだけどと、試しにJALに電話してみるとPGのトラート行きの片道分だけがアワード発券できるということがわかった。

宿代はさほど変わらないというかむしろサメットは割高なのでエアー代が半額で済むならとそういうわけで今回はゴサメットではなくゴチャーンに出かけることにした。
このところ物価の高いサムイやプーケットはとんとご無沙汰でビーチといえばチャーンとサメットの繰り返しである。

2/20 バンコク - ゴチャーン

ゴチャーンへ

スワンナプームからトラート空港への機材はいつものATR72。
前回の帰りの機材は最新の-600だったが今回は-500。

1時間足らずで到着しPGのロットゥーで予約してあるビーチへ向かう。
今回のホテルは初めて訪れるダーンカオビーチ。
島の東側に位置し、ずらっとホテルの建ち並ぶハートサイカーオとは全く正反対の閑散としたエリアだった。

車を下された場所で門を入りバンガローの間を抜けていくとオンザビーチの小さなレストランがあった。
そこのタイ人従業員に予約してある旨を伝えるとそれまで客かと思っていたファランが「Welcome!」とカウンターから立ち上がった。
オーナーなんだろうか。
そのファランに部屋に案内される。

ダーンカオビーチ

荷物を置いた後にさっそくビーチに出てみる。
西側のビーチにしてもサメットにしてもタイのビーチはたいてい真っ白な砂浜が広がっているのだがこのビーチの砂は茶色。
こういうのは日本でも海外でもあまり見たことがない、と思ったけどパタヤは薄茶色だったか。

パタヤやサムイとは違い騒がしいマリンスポーツはおろか人気もなくガラーンとしている。
客は中高年ファランカップルかその家族連れ。
もちろん鬱陶しい人民はおらず、これがチャーン島のいいところ。

昼飯はお約束のヤムタレー。
海老が新鮮で身が半熟状態でうまうま。
でも辛くしてくれって言ったら本気で辛く鼻水ズルズル。

iPodを聞きながらそのまま夕方近くまでビーチチェアでうとうと。

そこで3時間ほどそうしているとちょっと腹がへってきた。
客が欧米人ばかりなためか、このホテルはタイ料理よりハンバーガーやパスタ、スパニッシュ、メキシカンなどの西洋料理が多いのでここはタイにこだわらずにメキシカンチキンとやらを注文してみる。
すると出てきたのはケチャップまみれのなにか。
オリジナルはどんなものか知らないしイメージしてたものとはだいぶ違うけどメキシカンぽい味はしていた。
たぶん作っているカンボジア人従業員もメキシカンとはどんなものなのか知っていようはずもなく。

なにもない

夕方になり腹ごなしもかねて近所にウィスキーを売っているコンビニでもないかと歩き出す。
ところがGooglemapが示していたよう周囲にはホテルがまばらに建っているくらいで数百m離れたところにあった雑貨屋にはメコンすら置いておらず、30分ほど歩いた末に辿りいたフェリー乗り場にもアルコールを扱っている店はなかった。

そのフェリー埠頭を出たところの案内板によるとコンビニはここからさらに4km離れたハートサッパロットにあるらしかった。
いくら静かで素朴がいいと言ってもここまで不便だとなぁ。。
諦めてホテルに戻る。

最寄りの港

明日はどうしようか、日程が短いからこのままビーチにいるか、あるいはシュノーケリングにでかけようか。
夕暮れ迫る中レストランでウィスキーを飲みつつ考えたが記録によると前回のゴチャーンはシュノーケリングなしだったようなのでそれなら今回は参加することにしてホテルで申し込む。

晩飯

晩飯はグリークサラダとジャーマンソーセージとこれまた欧米系料理。
うーん、これは3泊もしたら飽きてしまうかもな。

2/21 ゴチャーン

朝食

朝飯はパッキーマオとグリーンサラダにオレンジジュース。
ホテル代についていないので朝食を自分で選べるのはメリットではあるが、普段は辛すぎて涙目+鼻水だらだらの酔っ払い状態になるはずのパッキーマオ(酔っ払い炒め)が全く辛くなかった。
こういうところはファラン客が多いところのデメリットではあるよな。
カンボジアに隣接しているこのトラート県ではタイ料理をあまり理解していないカンボジア人が作っていたりするし。

シュノーケリングへ

ホテルに迎えに来たソンテウに乗っていくとたどり着いた先は桟橋にあるダイビングショップ。
ホテルで申し込んだ際にはなんの説明もなかったが今日のシュノーケリングはダイビングに同乗のダイビングボートだったようだ。

シュノーケリングできるポイントとダイビングのそれとは違うのでどうなることかとやってきたのは島も岩礁すらもない海原。
それでもシュノーケリングはすでに何十回もやっているので別に構わないのだが「ここは波が高すぎてシュノーケリングはできない」と係員に言われる始末。
実際波の高さは2m以上あるらしくダイバーもシュノーケラーもゲロ吐き続出。
なんのためにやってきたのやら、ここでは酔わないようにひたすら遠くを見て50分ほどをやり過ごす。

次のポイントは禁止されなかったので水に入ってみたみのもの、それでもやはり波が高くて数分で波酔いして吐き気を催してきた。
やっぱりこれ無理だろ。
早々に船に戻るとファラン女性が「Are you OK?」と尋ねてきた。
というかこの子、この後で中国人客の手を引いてシュノーケリングしてたけど客じゃなかったんだ。
ここも1時間弱の停泊の後に次のポイントへ移動。

今までの2箇所がシュノーケリングに不適切だったのでまだマシな3つめの岩礁はシュノーケリングツアーのモーターボートで大賑わいだった。
それでも波は1m以上あり油断すると波酔いする。
そして岩場に張り付いて餌をついばむ魚の写真を撮っていると激しく流された。
これ、やっぱりだめだろ。

教訓:シュノーケリングに行くならダイビングボートは避けるべし。

夕方の5時前に桟橋に帰着。
船着場のレストランにいた活きカブトガニはパレットの中で元気に動き回っていた。
手前の得体の知れないやつははナウシカに出てきたやつ？

他のツアー客とともに送迎のソンテウでホテルに戻る。

晩飯

他に選択肢がないので今晩もホテルで晩飯。
チキンブリトーとサラダを頼んだら出てきたドレッシングはオイル&ビネガーのはずが入っていたのはどちらもオリーブオイル。。
しかも片方はビネガーにオイルを継ぎ足したらしく出が悪い。
こういうところは素人運営のホテルなんだろうな。
あまりタイ語の通じない従業員に事情を説明してビネガーをもらう。

2/22 ゴチャーン - バンコク

早くもゴチャーン最終日。

今日は宗教関連のワン・マカブチャで本来アルコール販売は禁止のはずなんだけどリゾートは関係なく朝からビアシンをゴクゴク。
朝から飲むなんて普段は気がひけるんだけどこういうのもリゾートならではだよなぁ。

今日は海に入ることもなく昼までレストランでだらだら。
昼飯もベーコンレタスサラダをつまみにビアシン。(そろそろ痛風が心配)

そうして3時までだらだらしているとPGのロットゥーが迎えに来た。
その車でホテルから港まではたったの5分。
連休なのでそれなりに混んでいて乗船待ちは40分ほど。
ここからバンコクまで走っていくとすると大変だけど、飛んで仕舞えばサバイサバーイ。
というタイ人も確実に増えていたトラート空港だった。

雑感

気候

さすが乾季真っ盛り。
先週までは肌寒い日もあったのだがこの時期は暑くもなく寒くもなくちょうどよかった。
降雨日の多いチャーンでもこの時期は雨も降らず。

データ

エアー

日付	便名	区間	機材	備考
2/20	PG301	BKKTDX	ATR72-500	JALのマイル(5,000)を使ったアワードチケット。
2/22	PG308	TDXBKK	ATR72-500	3,390THB

その他移動

宿泊

日付	所在地	ホテル名	料金	お勧め度	備考
2/20-22	ダーンカオビーチ	Serenity Resort Koh Chang	5000thb/2nights	☆☆☆	それほど広くはないけど窓が多く明るい部屋。 セフティボックスあり、WiFiあり(レストランのみ)、TVなし、冷蔵庫は水のみと必要にして最小限の設備。 難点は最寄りのコンビニまで5kmもあること。 朝食は別料金だった。Agodaで予約。

その他

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