寝坊したおかげでホテルを出たのは10時になっていた。
今日最初にナビに設定した目的地はファーンにあるWat Nan Taramという地獄寺。
今までのGarminと違いkamazという聞いたことのないメーカーで操作性があまり良くない上に登録されているデータ量も少なく英語検索しても出てこないのでタイ語に切り替えるとやっと出てきた。
昨日走ってきた107号線を北上する。
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今回2ヵ所めの地獄寺。
ここは閻魔様の像から始まり釜茹で、突き刺し、トゲトゲの木、舌抜き、首吊りと続く正統派で、奥の方にはお馴染みの舌を垂らした巨像や、生まれてから涅槃に至るまでの釈迦の一生もあった。
それぞれの解説は英語併記。
もちろん無料。
規模はそこそこながらマニアにはオススメの一寺、たぶん北部随一だろう。
今日のもう一つの見所はドイアンカーン。
ここは以前にチェンライかで借りたレンタルバイクでやって来たことがありタイ国内でも気に入っている場所の一つだ。
案の定、この時期は寒さを楽しみに来ているタイ人で賑わっており途中のテントサイトにはレンタルテントが張られていた。
この気温だとそれなりの装備をしないと寒いと思うけど「寒くてねれなかったよ」とかいうのもタイ人的には楽しいのかも知れない。
道端に細々と咲いている桜を眺めながら突き当たりまで進むとそこが駐車場。
前回バイクでここに来た時はゆっくりできなかったのでとりあえず食堂に入って昼飯。
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せっかくなのでバーミーユンナン（雲南ラーメン）が食べたかったがそれは叶わずパットヘットホーム(椎茸炒め)とカオパット(炒飯)を注文。
椎茸は予想通り美味かった。
車なのでビールはお預けだったがこれで110THBならバンコクと比べてかなり安い。
前回は時間がなくパスしてしまったが王室プロジェクトの植物園に寄って行くことにした。
入園料を払って車で中まで進む。
ほとんど満車の駐車場の端にスペースを見つけて車を駐める。
手前の方には花畑があって赤やピンク、白、黄色などの花が植えられている。(花の名前は全く知らんのですまん)
今まで出番のなかった50mmF1.4を取り出し近接撮影。
絞り開放だと被写界深度が浅過ぎて難しいので若干絞っての撮影。
それでも後ほどPCで見てみたら1cmの差でぼけていたりしてピントがかなり厳しかった。
花畑の隣は盆栽ガーデン。
ネパールでもそうだったようにちょっと勘違いが入っていたけど世界的になった日本食のローカル化と同じだと思えばいいだろうか。
園内を車で走ってみると広大な敷地内にバラ園や梅園などが点在していてここは思ってた以上に良かった。
料金を払うだけの価値は十分あると思う。
ただし乗り物は必須。
ナビによればどちらのルートを通っても大して距離は変わらないようだったし、同じ道を通っても面白くないのでより107号線ではなくミャンマー国境に近い1340号線を回ってチェンマイに向かうことにした。
するとこちらは交通量が少なくワインディングロードを楽しめるし景色も良く結果的に正解だったけど、こんなこと走ってみなけりゃわからないよね。
19時半にホテル着。
着飾った女性がたくさん歩いていることからして結婚式でもあるのか駐車場がいっぱいで駐車場タワーの最上階の屋根もないところに停めさせられた。
こういうところは地元資本の大手ホテルのデメリットでもある。
晩飯を食べに通りに出るとチェンマイ中心部から若干外れるこの周囲にはこの時間に開いている店が、というより店がそもそも少なかった。
どうしてもなかったらホテル内で食べればいいかとしばらく歩いてみるとなんとこんなところに「いもや」を発見、バンコクのスクムウィットソイ24や304工業団地にもある居酒屋である。
「Fuji」や「やよい」などのローカル向け日本食レストランと違いこんなところに居酒屋があったことをありがたく思おう。
本日の走行距離：270km
since 2014/1/12
