今回の旅行も今日が最終日。
フライトは夕方なのでそれまでたっぷりドライブを楽しみたいと思う。
今日の最初のポイントはワット・メータクライという地獄寺。
チェンマイから約40kmのメーオーンという村にある。
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駐車場に車を入れまず目に着いたのは奥の方にたっていた、托鉢中らしき老僧の像。
そして手前には頭部だけのものがあり金箔が中途半端にペタペタと貼られていた。
タイではいわゆる仏陀だけでなくこういう老僧の像もあちこちで目にする。
道を渡って向こう側には規模はあまり大きくないものの舌を垂らした巨像(しかも3体)や地獄の釜、突き刺されたりローラーで絞られたりと一通りは揃っていた。
北タイは地獄寺が少ないということだったがバンコク周辺ならわざわざ出かけるほどのものではないだろう。
実際自分以外の見学客はカブでひとりでやってきたタイ人青年ただひとりだけだった。
そこから目的地をチェンマイのホテルに設定し直しナビの誘導にしたがって1280号線を進んでいくと未舗装のすごい悪路になっていった。
乾季で路面が乾いているからまだいいものの雨季ならまず乗用車では入っていこうと思わないような道で交通量も極めて少ないから落ちたらしばらく発見されなさそうな予感。
未舗装ドライブに慣れていないなら避けた方が無難。
まだ時間はたっぷりあるのでチェンマイの街の西側にあるドイプイというアカ族の村のある山を目指す。
有名な観光地であるドイステープを越えてどんどん進んで行くのだがその先にはすれ違いの困難な狭く曲がりくねった山路が続いていた。
途中のView Pointを通り過ぎさらに進みキャンプ場まで7kmという標識のところまで行ってみたが道はそこから下りになっており眺めが良さそうには思えなかったのでUターン。
途中の未舗装の駐車場に乗り入れるとそこの展望台はタイ人や中国ナンバーの車でそのままやってきた中国人観光客で賑わっていた。
さらに下りドイステープと反対方向に進んで行くとやっとアカ族の村にたどり着いた。
そもそもナビに載ってなかったし近くまで案内板も出てなかったので仕方ないといえば仕方ない。
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混雑している小さな駐車場に車を駐めお茶や民族衣装などを売っている土産物屋街をぬけると斜面に張り付くように村落が現れた。
どうやらここが観光用に開放しているアカ族の村らしかった。
入場料の10THBを払って先に進む。
この辺りでは記念写真用の貸衣装もあるようで子供達がそれを着て写真を撮られていた。
ま、タイの他の地域でも日本でもあるね。
以前はケシの栽培をしていたのかもしれない斜面には色とりどりの花が咲き乱れあたかもミニ植物園のよう。
しかも奥には小さな滝まであっていかにもタイ人受けしそうだ。
(簡単にアクセスできるというのも重要)
アカ族は少数民族の中では飛び抜けて商売熱心で売り子がしつこいというイメージがあるのだがここはわずかだけど入場料をとっているためかそんなことは全然なかった。
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| たぶんこっちは地元の子で |
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| こっちは貸衣装の子 |
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| 北タイ名物 カオソーイ |
戻る途中だったのでドイステープもちょっと寄って行くことにした。
ただ時間があまりないので上までロープウェイで登ろうと乗り場まで行くとなぜか「乗れません」と言われてしまい見えてる寺が頂上である事を信じて階段で登ることに。
ファランなどの観光客で賑わうなか、息が上がる前になんとか頂上に到着。
それでも顔は汗だらけ。
たぶんタイ人はただのはずだが中国人客について行ったらなんとなく入場料を払ってしまい境内に進む。
このドイステープはたぶん初めてタイに来た時にツアーで訪れて以来だろうからたぶん20年ぶり。
このくらいになると全く覚えてないけどやっぱりお寺はキンキラキン。
なんかのセレモニーがあるのか民族衣装姿などの人たちが集まってきていた。
渋滞でなかなか進まないチェンマイ市内にやきもきし、時間に追い立てられるようにして空港に到着。
すかさず寄ってきたBudget Rent Carの職員に車を渡し今回のドライブは終了した。
本日の走行距離：170km
since 2014/1/12
