7:30からの朝食ブッフェをフライングしてレストランに向かい食後の紅茶も満足に味あわないうちに部屋に戻って荷物の準備をしてレセプションに向かう。
8時にホテルを出発。
車は古いハイエースながらラグジュアリー仕様なのか足元広々でラクラクだ。
最初の言葉を交わして以来運転手とは何も話すこともなく、どこかに立ち寄ることもなしにマウントラヴィニアの街にたどり着く。
街のトゥクトゥク乗り場で降ろされそうになりながらもそれ以外はなんのトラブルもなくAgodaで予約してあったマウント・ラヴィニアホテルに5時間で到着した。
地域の名称にもなっているこの真っ白でゴージャスなホテルはイギリス統治下に駐セイロン・イギリス提督の別荘として建てられた伝統と格式のあるホテルだそうで、制服を着たいかついドアマンにドアに開けられてレセプションに向かった。
ロビーは装飾がキンキラキンとか大きなシャンデリアがさがっているようなことはないが、天井は高く落ち着いた正統派リゾートの雰囲気が漂っていた。
そして通された部屋はダブルベッドルームにソファーがあって落ち着ける部屋。
今時のバンコクなら5,000THB級（18,000JPY程度）、意外と高いインドの大都市なら300USD、アメリカでもそんなところだろうか。
けっこういい部屋だった。
彼方にコロンボの街並みが見える。
リゾート好きならいちころでしょw
宗教関係で本来はスリランカ全土で禁酒日のはずだったがホテルの敷地内を散策した後に足を運んだプライベートビーチのレストランで「ビールは飲めるか？」と尋ねてみると隣のバーでなら飲めるとのこと。
なるほど、オープンなこちらだとダメだけど一般人に見られない室内ならいいということか、とそちらのバーに向かう。
そして入り口でウェイターに確認するとやはり飲めるということでそこで遅めの昼飯にすることにした。
席についていつものライオンビールと、デビルドプローン（エビチリのスリランカ風）を注文。
他には客もいないこの店はアメリカのひなびたバーの雰囲気に近い。
つまみに頼んだデビルドプローンは味付けに違和感があってイマイチ。
まあ今日はビールが飲めただけでよしとしよう。
食事の後は海パンに着替えてプライベートビーチへ。
タイと違い砂は茶色でパラソルはヤシの葉ぶき、海は濃いブルー。
売り子も客も他に人がいないのでこの空間を独り占め。
タイはそのほとんどのビーチがイナゴのように押し寄せてきた人民に毒されてしまったがここはまだ知られていないようだ。
スリランカ滞在の残り少ない時間をここでゆっくりと過ごすことにする。
晩飯はホテルから少し歩いたところにあったThe Angjer Restaurantというちょっと洒落た感じのレストランで。
二階に通されるとどことなくハノイ風な細長い作りの店は風通しがよく客は白人ばかり。
まあ、近所で一番雰囲気の良さそうな店だからそうなるよな。
タイもインドもラオスもそうだけど外国人に人気のでる店はちょっとした工夫次第だとつくづく思う。
高級店ではないのでこの店もライス付き。
カレーもなかなかに美味かった。
禁酒日にもかかわらず普通に飲めたビールとで料金も1254LKRとリーズナブルだった。
since 2016/6/5
