7時に目をさます。ほんとに旅行中は健全な生活だ。
プールに面したレストランに向かうとさすが高級ホテルだけあって料理の種類が半端ではなくスリランカ料理でさえ10種類ほど、洋食のパットも同じくらい並んでいた。
洋食のブレックファーストは好きじゃないのでもちろんスリランカ料理をチョイス。
ワンプレートでご飯の上に各種カレーをかけるとべちゃべちゃ・ぐちゃぐちゃになってしまうので、見つけたお粥用のカップにチキンカレーとサンバル(南インドでもポピュラーな酸味のある野菜スープ)、ダール(豆カレー)をよそう。
皿にはポルサンボル(玉ねぎ、唐辛子、ココナッツの和え物)と辛いペーストも。
スリランカ料理はこれで完璧だろう。
野菜スープのサンバルは薄味だったのでサンボルとチリペーストを入れなければならなかったが、チキンカレーはしっかりと香りが高くて好みの味。
ダールとかはどこで食べてもあまり変わらないけどチキンカレーの香りのよさは店の格に比例するのかもしれない。
昨日の下見の結果今日はチェックアウトの11時までビーチで過ごし、そのあとはプールサイドに移動して夕方までのんびりする予定。
朝食後ある程度荷物をまとめてから海パンに着替えてプライベートビーチに向かう。
昨日と同様相変わらず人がおらずガラーンとしている。
ビーチチェアを引っ張り出そうとしたら係員がさっと出てきて茅ぶきパラソルの下に持ってきてくれた。
ここら辺のサービスはさすが高級ホテルである。
iPhoneでFBを見たりPodcastを聞いたりしながら思い出したように海に入ってみる。
波は相変わらず強く、急激に深くなるということもあってうっかりすると引きずり込まれそうになった。
空は抜けるような青空。
少し離れたシートにビキニ姿の若いファラン女性が一人だけやって来た。
昼前に上がってチェックアウト。
今日はコロンボに移動するだけなので時間の許す限りこのホテルのユーティリティーを使い尽くすつもりなのでプールサイドのレストランに場所を移してダラダラと飲みはじめる。
プールの向こう側にはコロンボ港のクレーンがうっすらと見えている。
車ではたしか30分くらいなはず。
このホテルは従業員もしっかり教育されているのでコロンボ在住なら週末にこのホテルにリラックスしに来るというのはいい選択肢だろう。
午後2時過ぎ、ちょっと腹が減ってきたのでデビルドポークを注文。
ほろ酔いになっていたからこちらはいい感じ。
そういえばインドのチキン65もこんな感じだったけか。。
日が傾きかけてきたのでベルボーイに預けておいた荷物をピックアップ。
たぶんホテルで車を頼んでもこの距離ならせいぜい2,000LKRくらいだろうし門を出たところにも何台かたむろしていたがスリランカの列車に乗ってみたかったので近くの駅に向かう
昔懐かしい硬券の切符を手にし真っ黒な顔の地元民とともに30分ほど待っているとわりと小綺麗なディーゼル機関車がやって来た。
インドと違って押し合いへしあうこともなく車両に乗り込み空いていた席に座る。
この路線はビーチ沿いを走るので途中では一般市民が海を楽しんでいる様子なども垣間見ることができる。
Hotel近くの駅まではたったの数駅で10分ほどで着いてしまった。
思いの外便利すぎるマウント・ラヴィニア。
そして初日と同じHotelにチェックイン。
レセプションは日本のビジネスホテル並みながら基本的にコンドミニアムなので部屋は広々としていたのだが相変わらずトイレの水が情けないくらい弱々しかった。
こういうのは掃除夫が情報をあげればすぐに治りそうなものだがそういうシステムにはなっていないのであろうな。
それ以外の設備は悪くないだけに肝心な部分がダメなのが残念。
付近を歩いてみたのだが周囲にレストランはほとんど見つからずまた今晩もHotelのレストランに足を運ぶ。
小綺麗な割に相変わらず他に客のいない店内でビールとサラダ、それにマトンビリヤニを注文。
サラダをつまみにゆっくりとビールを飲んでいるもビリヤニがなかなか出てこない。
さすがにしびれを切らして席を立とうかと思っていた1時間後、マネージャーがやってきて「マトンがないとシェフが言っているからチキンでもいいか」と言ってきた。
そんなもんはさ注文を受けた時点でわかるもんじゃないの、つまり1時間前にさ。
まったく！！スリランカを旅していてここまでいい加減な扱いは初めてだった。
じっさいマトンにはそれほどこだわりはなかったのでそれで承諾をするとやっと運ばれてきたチキンビリヤニは思いの外香りが良く美味かった。
since 2016/6/5
