直前に調べた情報ではシャングリラの最低気温は0度、天候は雪となっていたがやはりその通りで、しかもなかなか晴れなかった。
麗洪に移動中も雪が降っており周辺は真っ白になっていた。
麗洪は多少マシかと思っていたら昼間は暑いくらいなのに夜になったら急に冷え込んで外では手がかじかむほどだった。
大理、昆明は昼の気温は27,8度と長袖シャツでも汗ばむほど。
加えて雪の降っていたシャングリラ以外は全般的に乾燥していて唇はひび割れ、指はささくれ、皮膚はカサカサに乾燥。
普段は全くそういうことはないのにシャワー後にローションを塗っても脚や背中が痒くてたまらなかった。
ちなみに大理での湿度はたったの19%。
各年末から規制が厳しくなり中国国内からはGoogle系、FaceBook、twitterなどのSNSがプロキシーを通しても使えなくなったという話を耳にしていた。
なのでさすがに諦めていたのだが昆明のホテルのWiFiからVPNを通すとFaceBookにあっさり繋がりtwitterもOK。
SIMを入手しそちらから同じようにVPNを通すとやっぱり繋がる。
これじゃ厳しくなるちょっと前の状況と同じじゃないか、まあそれならそれで助かる。
ただホテルのWiFiでも携帯回線でも繋がらなかったりする時があるのでそれはVPNサーバー側の問題もあるかもしれない。
VPNが機能しないとSNS以上にさらに困るのはgoogle検索を利用しているSafariの検索機能が働かなくなってしまうこと。
例えば市内から空港へのバスの運行時刻を調べようと「昆明 空港バス」を入力するとサーバーエラーになってしまう。
また予約してあるホテルの施設情報を見ようとAgodaアプリを起動しても通信でエラーを起こしてしまう。
Facebookはまだしもこういうことができなくなるのはインターネットの魅力を半減させている。
中国はどんだけ、FB、Googleが怖いんだか。
シャングリラの古城(旧市街)は一言でいうとチベット風な麗洪の開発中のミニチュア版。
昔ながらの街並みはそれほど多くはなく、特にホテルの周囲は一面、分譲地のように建物の建築ラッシュだった。
このため車両の進入も制限されておりそのせいでバスターミナルからのタクシーにことごとく断られた。
どうしてこんな状況なんだろうと思っていたら、同じ年度の『成都 九寨溝 麗洪 紙版』にその記述はなかったが『地球の歩き方の中国編 2014-2015
kindle版』にだけその理由が書かれていた。
『2014/1/11の火災により古城内の18%が消失』
なるほど、それであの状況だったのか。
ということだったのでたぶんあと2年もしたら様変わりしていることだろう。
今回驚いたことの一つがこれ。
中国製電動バイクがカンボジアあたりで普及しているというのは聞き知ってはいたが、街中を走っているバイクのほとんど全てが電動になっていた。
有害な排気ガスもでないし静かでいいのだが、いきなりスーーっと近づいて来るので結構危ない。
中国ではGoogle mapをはじめとするGoogle系のサービスは一切使えないということだったので、現地事情に詳しい方に教えていただいて事前に百度地図のアプリをiPhoneとiPadにインストールしておいた。
するとこれが思った以上に詳しくて、通常の電子地図だと車が通れないような道は表示されなかったりするのだが、麗洪の細かい道もしっかり載っていた。
これがなければ巨大な迷路のような麗洪古城や束河古城の中を自由に歩き回るのは不可能だったろう。
漢字ばかりで使い方がよくわからないのと現在地を移動した時のズームin/outの挙動がおかしいのに目をつぶれば地図としてはタイのGoogle mapより格段によくできている。
タイでも日本でも海外旅行に出掛ける中国人のマナーの悪さがニュースを賑わしているが、実際中国国内を旅行してみて感じたのは予想通りマナーの悪いのは団体旅行者だった。
ロープーウェイ駅で10年前と変わらずちょっとでも隙があると割り込んでくるし必要もないのに手でグイグイ押してくるおばちゃんたち。
腹が立ったので押し返してそのまま後ろに寄りかかるようにしたら、斜め前に並んでいた中国人男性も全く同じことをしていた。
目線があってニンマリ。
街中でもそうだったけどたぶん9割りはまともな人達だった。
日付 | 区間 | 便名 | 機材 | 備考 |
---|---|---|---|---|
4/8 | BKKKMG | TG612 | 330 | TGのWWWで発券、往復で13,170THB |
4/9 | KMGLJG | MU5879 | 737-700 | 25,890JPY 日本の中国東方航空のWWWで発券。 ヘッドビンに荷物が入らず足元に押し込んだ。 |
4/18 | KMGBKK | TG613 | 330 |
日付 | 都市名 | ホテル名 | 料金 | お勧め度 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
4/8 | 昆明 | Holiday Inn Kunming City Center | 2,576THB | ☆☆☆☆ | ちょっと狭めながらソファー、WiFi、セフティーボックスあり。 部屋のACは冷房・暖房切り替え可能だった。 空港からのエアポートバスは向かいの昆明飯店に到着する。 レストランはタイ料理、洋食、中華の3つがあり思いの外リーズナブル。 朝食は別料金で86.5RMBと結構な金額(Agodaのプランもこのぐらいの差だったから事前に朝食付きにしておかなくても自分で周辺を確認してからでもいいだろう)だが種類も豊富で美味しい。 Agodaで予約。 |
4/9-11 | シャングリラ | E-Outfitting star hotel | 3,618THB/3day | ☆☆☆☆ | 7,8部屋程度の小さなホテルだが、チベット民家風の作りがなかなかおしゃれ。 電熱パネルヒーター、電気敷き毛布、浴室暖房あり。 ただ電気敷き毛布は逆に暑すぎて眠れず。 WiFiはあるが部屋だと電波が弱く不安定。 朝食付きだがホテルではなく別な店で食べる形。 Agodaで予約。 |
4/12-14 | 麗洪 | Lijiang He Mu Ju Family Inn | 7,575THB/3day | ☆☆☆ | 同名でFamilyの抜けているホテルと100THBくらいしか違わずこちらの方が広かったので選んだのだったが、なるほどファミリー向けでキングサイズとクイーンサイズのベッドが並んでいた。 電熱パネルヒーター、加湿器、浴室暖房あり。ベッドは硬い。 麗洪は道が複雑でしかも基本的にGoogle mapが使えないのでAgodaに載っていた地図があてにならず番地表記を見ながら探し回ったらそちらはFamilyではない方で係りの人がこちらに案内してくれた。 またAgodaにはランドリーサービスがあるかのような情報があったが実際は洗濯機と物干し場を貸してくれるだけで洗ってはくれない。 WiFiはあるが部屋だと電波が弱くほとんど使えず。 朝食は従業員と一緒に、お粥を自分で鍋からすくって食べたりすることからしても民宿と捉えたほうがいいかもしれない。 ただそれにしてはオーバープライス、1,000THBから1,500THBくらいの価値だろう。 Agodaで予約。 |
4/15 | 大理 | Dali Yinfeng Hotel | 1,827THB | ☆☆☆★ | 上層階がいいというリクエストを入れておいたところ広い部屋にアップグレードされた。 Agodaの地図はやはり間違っていて向かいの公園の中になっていたのでここでも番地表記を辿って見つけた。 冷暖房のACあり、朝食なし、普通に使えるWiFiあり。 時代を読みきれていないのかコンセントが少なく枕元にコンセントがないのがないのとトイレがつまり気味なのが欠点。 Agodaで予約。 |
4/16-17 | 昆明 | Holiday Inn Kunming City Center | 4,895/2day | ☆☆☆☆★ | 上層階のスーペリアスイートにアップグレード。 ベッド、枕の硬さがちょうどよく睡眠薬なしで熟睡できた。 バスが遅延して夜10時という時間の到着になってしまったが2階のレストランは24時間営業で助かった。 ソファー、ライティングデスク、WiFi、セフティーボックスあり。朝食は別料金。 シャワーブースの排水が悪かったのだけが残念。 Agodaで予約。 |
4/7 3,000RMB = 15,630THB タニヤリカーにて
その後、中国銀行のATMで1,500RMBを引き出し
あってよかったもの | |
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ヒートテック上下 | シャングリラは相当に寒かった。 |
ダウンインナーのアウトドアジャケット | |
手袋 | |
リップクリーム | 乾燥しているため唇がカサカサに乾いた。 |
鎮痛剤 | 高山病の頭痛用 |
傘 | 麗洪の初日は雨 |
いらなかったもの | |
寝袋 | 念のために持っていったが朝晩の冷え込んだシャングリラ、麗洪ともに暖房があった。 |
ウィンドブレーカー | 雨具代わりに持っていったがジャケットである程度の防水効果があるのでいらなかった。 |
地球の歩き方 中国編 2014-2015 kindle版 | 内容が薄かったので成都 九寨溝 麗洪編を買い足し。 |
地球の歩き方 成都 九寨溝 麗洪編 2014-2015紙版 | |
Lonely Planet China 13th edition 2013 PDF版 |
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