(2013/6)
今週はどこに行こうか、タラートナームも行きつくしてしまったし地獄寺もバンコク周辺はもう残ってないよな、とこのサイトを眺めていたら「変な寺」のひとつとしてチャチュンサオのワット・サマーンが紹介されていた。
内容を読み進めていくとここには他ではなかなか見かけることのないピンクの巨大なガネーシャが置かれているようだった。
チャチュンサオならたいして遠くないので他の寺と抱き合わせでちょっと出かけてみることにしてみた。
移動はいつものロットゥー。
出がけにDacoのロットゥー特集(2012/12/20号)をめくってみるとチャチュンサオ行きはアムパワー行きなどと同じSUZUKIのディーラーのわきの乗り場から出ている模様。
日本から買ってきた最後のカップヌードルゴハンの朝飯を済まし珍しく午前中に行動を開始した。
チャチュンサオの街に入って行き7割りがたの客が降りていった後、Google mapを眺めていると国鉄の駅に差し掛かった。
周囲を見回すとトゥクトゥクも客待ちをしているようだったのでそこで降ろしてもらうよう運転手に伝える。(方向からしてたぶんこの車はワット・サートーン行き)
駅前は周辺へのソンテウ乗り場にもなっていてさっきから黄色や白のソンテウがひっきりなしにやってくる。
いまや有名になってきたタラートナーム・バーンマイ(百年市場)行きとかもあるようだったが今日の目的のワット・サマーンはそのはるかかなただ。
幹線道路からは外れるのためソンテウが走っているかどうかもわからないので目の前に停まったトゥクトゥクのおっさんに「ワット・サマーン」と声をかけると「300THB」との答え。
だいぶ高いけど交渉するのもめんどうなのでそれに乗り込んだ。
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次々と乗用車やソンテウに抜かされながらエンジンをうならせたトゥクトゥクが田園地帯を走ること30分以上、橋を渡り案内に従っていくと見学者の車がひしめきあっている駐車場にやってきた。
貸し切りできたのかそれとも定期路線なのかわからないソンテウもちらほら見えるが、もしそれに乗せてもらえないと帰りの足に困るから、今回はこちらから「ここで30〜40分待っててくれ」とトゥクトゥクおっさんに頼む。
これで往復使ってやればおっちゃんの今日の売り上げ目標は達成だろ。
仏教グッズとかはあまり関係なさそうな土産物屋でにぎあっている参道を進んでいくと、巨大なピンクのガネーシャの後ろ姿が見えてきた。
結構大きい。全長は20mは言うに越えているだろう。
入り口にはこんなものが。。 |
台座にも1mくらいのガネーシャが無数に埋め込まれ一つ一つを参拝者がその鼻をなぜまわっており、周囲にあるガネーシャのシモベであるネズミにも列を作ってこそこそと耳に願い事をささやいていた。
水辺まで出てみると赤と青の2頭の竜が絡み合うように水を吐き出していた。
その先の川の上には蓮の花をかたどったものに囲まれた祭壇が浮かんでいる。
そしてその手前には坊さんのリアル人形が10体近く並んでおり賽銭回収機になっていた。
人不足なのか、あるいは単にものぐさなのかタイの寺ではこういった自動回収機を見かけることが多い。
ピンクガネーシャのむこうにはすらっとした白い観音像が立っており、こういうところがヒンドゥーと仏教が融合を表している。
さらにその先にも何らかの大仏像を作っている最中らしかった。
この寺はかなり儲かっているようであと4,5年も立つとこのあたりは一大仏教パークになっているかもね。
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ワット・サマーンをあとにしてチャチュンサオの街中に近いワット・サートーンに向かってみる。
こちらは特に見せ物があるわけでもないのにタイ的にはそれなりの聖地になっているようで多くの参拝客が訪れてきていた。
外見の白大理石と黄金の装飾はムアンボーラーンで見た王宮設備並みに立派。
これだけでも金は相当かかっているはずだからここも有力なスポンサーが付いているのに違いない。
ただ本堂内は天井は高いものの金色の仏像が五,六体並んでいるだけでそれほど珍しいものではないが、それでもタイ人は四方向から祈りを捧げていた。
先ほどのトゥクトゥク運ちゃんはアヌサワリー行きのロットゥーはタラートの裏の方から出ているというようなことを言っていたが、そちらに行ってみてもそんなものはなく、門の近くまで戻ってその辺にたむろしていてトゥクトゥクに尋ねると先の方を指さされた。
とろけてしまいそうなほどの暑さの中そちらに進んでいき、陸軍基地ののわきにあったロットゥー発着所からアヌサワリー行きに乗り込んだ。
日付 | 区間 | 移動手段 | 料金 | 所要時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
6/30 | アヌサワリー - チャチュンサオ駅 | ロットゥー | 100THB | 1h20m | SUZUKIのディーラーわきから出ている |
チャチュンサオ駅 - ワット・サマーン | トゥクトゥク | 300THB | 40m | 40分ほどワット・サマーンで待機してもらった。 | |
ワット・サマーン - ワット・サートーン | トゥクトゥク | 300THB | 30m | ||
チャチュンサオ - アヌサワリー | ロットゥー | 100THB | 1h40m | ワット・サートーン近くから |
since 2013/7/9