FB繋がりの知り合いにJALのマイルでバンコクエアーウェイズの国内線が片道5,000マイルで飛べることを教えてもらい、日本行きのアップグレードが高嶺の花となってしまったこの状況でのマイルの有効利用ということでタイ国内線で使ってみることにした。
ところがやっと繋がったJALのコールセンターに来週のサムイ島行きのフライトの空き状況を確認してみると平日でも6時とかの早朝便しか空いておらず、いったん電話を切ってからもしかするとゴ・チャーン最寄りのトラートなら空いているだろうかと翌日改めて電話してみると、JALのWWWのリストに載っていない（担当者はスペルすら知らず3レターと共に教えてあげた）せいかそちらは昼便にも空席があった。
しかしそれでも残念ながら復路は空いておらず行くだけ行って帰れなくなっても困るので電話をしたままPCでPGのWWWを確認してみると有料のフライトの方は最安予約クラス以外は空いているようだったのでその場でどちらも予約を決定した。
バスで長時間かかるサメットとは違いサムイ島もチャーン島もどちらも飛行機一発で行きやすいし海は綺麗なので片道の飛行機代はこれはこれでよしとしよう。
ということで行きはアワードチケット、帰りは普通のチケットでゴ・チャーンに向かうことになった。
この後はかなり省略。
トラート空港到着後は使い慣れたPGのロットゥーで空港からホテルへ直行。
2時過ぎにはすでにホテルにチェックインしレストランで遅めのシーフードにありつく。
こういうことができるから陸路でいかなければならないサメット島よりチャーン島やサムイ島は楽だ。
どちらも車で走っていくタイ人の若者には距離的に近い方がいいんだろうけど時間は金で買える。
脱皮したばかりの柔ら蟹（プーニム）を使った黒コショウ炒め。
プーニムはそのまま食べることができるので直接手に取る必要もなく食べやすく味も上々。
プーパッポンカリーにもこれがあるようなので滞在中に試してみよう。
追加で注文したのはこれまたタイらしいフレイバーのスパゲッティーキマオタレーで唐辛子、バイマクルート、ショウガ（キン）、グリーンペッパーで味付けしたかなり個性的なシーフードスパゲッティ。
イメージがつかないかもしれないど、この味付けなら日本のナポリタンのように麺が多少伸びていても食べられるという優れもの。
ただこの店のは苦手なバイマクルート（こぶみかんの葉）が大量に入っていて参った。
その後はビーチチェアーに移動しビアシンを飲みながらサバイサバーイ。
普段だと2日目はたいていスノーケリングに行くのだけど今回はスノーケリングは明日に回して一日中ビーチでゆっくりすることにする。
朝食後、海パンに着替えてさっそくプールサイドに向かう。
このホテルは道を挟んでビーチ側と内陸側に施設がありプールも双方にあるのだけど、宿泊者はどちらも利用可能。
当然部屋のあるビーチサイドに行くとチェアーは十分にあるのでサムイ島の某ホテルのように空くのを待つ必要もなく木陰のチェアーをゲット。
天気も上々だし暑くなり始めたバンコクと違い風が心地いいし、しかも客のほとんどは中高年ファランで中国人もいるにはいるが場所をわきまえてかおとなしい。
プールサイドバーでビールも買えてサバイディーマークルーイ。
最近ご無沙汰していたけどチャーン島に来て良かったとつくづく感じる。
ここは静かさと便利さ、料金のバランスが丁度いいかもしれない。
iPhoneで音楽を聴いたりFBにアクセスしたり、それに飽きたら久しぶりに宮部みゆきの小説を読んでみたり。
昼飯は海パン姿のままTシャツだけ着てホテルのレストラン。
ちょっと遅めだったせいか他に客はおらず。
まずはビアシンを注文してからつまみのプラームック・パット・カイケムとヤム・タレー・ルアミットを頼む。
イカとカイケム（塩漬け玉子）を炒めたもの。
玉子の塩味がビールに合う。
ビーチ定番のシーフード入り"酸っぱ辛い"タイサラダ。
辛いのが苦手ならやめておいたほうがいいけどいつものようにイカがプリプリ。
たぶんいくらでも取れるから保存しておく必要もなく新鮮なんだと思う。
食事の後もビーチチェアーでのんびり。
本を読んだり、たまに海に入ってぷかぷか浮かんだり。
海の汚いパタヤーではもちろんのこと、なぜかサメットでも目の前の海に入るということはなかったからこんなのはかなり久しぶりな気がする。
同じゴチャーンでもクロンプラーオと違いブヨを気にすることもないので、久しぶりにゆったりしたビーチ気分を味わえる。
日が落ちるまで居座ったのちにシャワーを浴びに部屋に戻る。
今日の晩飯は店先にシーフードを並べていた、ホテルに近いガイムンという店に入ってみた。
並んでいた素材からうちわ海老とプーマー（渡り蟹）を指示してうちわ海老はパオ（炭焼き）、プーマーはヌン（蒸し）にしてもらう。
パットパックルアミット（野菜炒め）をつまみにビールを飲んでいるとプーマーが先にやってきた。
マッドクラブほどではないけどプーマーにしては大きめ。
それでもハサミを除いて足はそれほど食べるところはないけど身には肉が詰まっている。
水っぽくもなっておらず味もなかなか良い。
タイ語ではグンマンガンกุ้งมังกร:龍の海老というらしい。
タイには似たようなものにシャコก้ังもあるけど頭の形状が違う。
炭焼きにしてもらったらその頭の部分だけ焦がし過ぎでかなりグロテスクな様子で出てきてさっそくFBにアップしたらかなり不評。
味も普段パタヤーで食べたりするときには結構うまい（しかもかなり高い）のにちょっと薄味。
3匹だけあったからもしすると売れ残りで安くなっていたのかもしれない。
それに蒸しにしてもらったほうがよかったかも。
ビアシン1本とで895THB。
今日はスノーケリングツアーに参加。
ホテルに迎えに来たソンテウで港に向かう。
200馬力のエンジンが2基搭載された25人乗りくらいのモーターボートの客の8割りはファラン、残りはファランに連れてこられたタイ人女それに中国人とタイ人家族。
日本人はいつものように自分一人。
ボートは20分ほどでゴ・ワイに到着。
砂浜からそのまま水に入っていくといつものようにオヤビッチャが群がってきた。
いっつも思うんだけどこいつら食えるんだろうか。食えるなら相当食いでがあるだろう。
それにブダイと、たまに見かける黄色と白の縞模様の魚（名前がわからないので教えて）、銀色に点々模様のゴマアイゴもチラホラ。
2つめの島は浮遊物が多くて透明度は高くなかったが、綺麗なルリスズメダイがそれほど深くない海底に群れでいたり、フグの一種がフラフラしていたり。
3つめのゴ・ラウヤーで昼食。
ゴ・サメットから出かけるスノーケリングツアーのゴ・クディーでのものよりはだいぶマシなカオパットとタイではたいていどこでも美味いパイナップル、スイカのデザート。
そういえば今回のツアーで立ち寄る島はどこも程度の差こそあれバンガローが設置されておりベランダでファランの寛ぐ姿もしばしば見受けられたがやつらは一体どうやって予約したのだろう。
それとも予約せずにこういうボートでやってきていきなり宿泊したのだろうか。
さすがにここまでやって来て休業していた時のインパクトはでかいからチャーン島のエージェントで予約してきたんだろうか。
こういう小さな島に取るというのも一度はやってみたい。ただし飽きてしまいそうなので1泊限定。
ちなみにここの島も透明度はそれほど高くなく、スノーケリングよりは何もないビーチでゴロゴロするのが良さそうだった。
4ポイント目は同じゴ・ラウヤーの岩場。
船尾から飛び込むと水深は10mほど。
最初はちょっと驚いたけど何度もやっているのでこのくらいの水深ならライフジャケットなしでももう全然平気。（というかライフジャケットをしていると変な姿勢で浮いてしまうので嫌い）
季節的なものなのかここもやはり透明度はさほど高くなくサンゴは豊富だったものの小さめの魚がちらほら見えるくらい。
だったのでスノーケリングは早々に切り上げて、と思っていたら内股や背中にチクッ、チクッときた。
あ、チンクイだ！！
チンクイの痒さは十分知っているので必死にその場を離れたがそれでも何箇所がやられたっぽい。
スノーケリングをやる上では宿命的なものではあるのだけれどまたか、、
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| 塩抜き後の乾燥中 |
ホテルに戻りスノーケルやカメラ、時計（プラス人間の）の塩抜きをした後で、道路を挟んだホテルのイタリアンレストランに向かう。
雰囲気は良さそうなのだが店先にシーフードのショーケースを置いてないせいか客は全くおらず店員が手持ち無沙汰にしていた。
ドリンクリストを見せてもらうとハウスワインはなくワインは最低でも一杯380THBとかだったのでビアシンにしてミネストローネとTボーンステーキを注文。
Tボーンは480THBとそれなりの値段だったけどタイフレンチなのかオージーなのか、萎びたような固い肉でかなり残念だった。
和牛は無理としても、やっぱりタイで美味い肉を食べようとしたらせめて1000THBくらい奮発してUSビーフにしないとダメだったか。
中途半端な金の使い方をしてしまい後悔する。
今日のピックアップは3時を予約しておいたのでそれまでプールサイドでサバイサバーイ。
ビーチから一段上がっているホテルの敷地なのでこちらから呼び寄せたりしない限りは物売りが近くまでよってくることもなく、ビールもプールサイドバーで頼めるしほんと、このホテルは快適だ。
しかもパタヤやアオナン（クラビー）と違い水もきれいなので読書に飽きたら水に入ることもできるし。
やっぱりこれが正統派のビーチの過ごし方なんだよなぁ。
飛行機代がそれなりにかかるのがネックだけど移動時間もサメットほどはかからないし、ウルサイ人民客もいないしで天気もいい、やはりゴ・チャーンのこの時期は最強だったかもしれない。
また来年もここに来れたらいいな。
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| これがプーニム・パッポンカリー。 |
バンコクは例年になく暑くなるのが早くかなり引きこもり状態だったが、ゴ・チャーンは昼間でも日陰なら汗をかくほどでもなく朝晩は屋外でも涼しかった。
あとひと月すれば雨季に入ってしまうかもしれないが天候も良好。
やはりこの時期はベストシーズン。
| 日付 | 区間 | 便名 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 3/17 | BKKTDX | PG305 |  JALのアワードで5000マイルで発券。 |
| 3/20 | TDXBKK | PG308 | 3,590THB PGのWWWで購入。 |
トラート空港 - ホテル ロットゥー 900THB（往復） トラート空港で申し込み。片道は500THB
| 日付 | 所在地 | ホテル名 | 料金 | お勧め度 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3/17-20 | ホワイトサンドビーチ | Kacha spa & resort | 9,846THB/3Nights | ☆☆☆☆ |  WiFi、セフティボックス、ミニバー付き。レセプションの仕事がトロいこと、シャワーブースとトイレが狭く電気温水器のためバスタブにお湯をためる際には水量を絞らなければならなかったこと以外はほぼ満足。 朝食の種類が豊富で騒がしい客もおらず、ビーチに面したところでチェアーでのんびりできるオンザビーチのメリットも大きい。 （チャーン島のごく少ないパブリックビーチにはパラソルもチェアーもないのでそのつもりで） Agodaで予約。 |
4島ツアー 800THB ゴ・ワイ、ゴ・ラウヤー他 意外にどの島にも宿泊施設があった。
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