（2020/7）
今週はバンコク東隣にあるサムットプラカーン県のチャーン・エラワン（エラワン博物館）。
以前はスクンビットのプラカノン辺りからタクシーで向かったがBTSが延伸したおかげでこちら側も電車で行くことができるようになった。
BTSの下車駅はChang Erawan（エラワン象）駅。
Phiphithaphan Erawan（エラワン博物館）ではないのが実際を物語っている。
（というかここがなぜ”博物館”なのかはこの時点では知らなかった）
先日2PriceThailandというFBグループで「外国人(ファラン)もWPを提示すればタイ人価格。素晴らしい！」と投稿されていたので来てみた次第。
スクンビット通りを市内方面に少々戻ると道路わきにゴミ捨て場が現れて来た。
いわゆる不法投棄場所。
それほど臭いはないので生ごみはないようだがビニール袋や木材、廃家電が多いようなので近所の人たちが家庭ごみを持って来て勝手に捨てていくのであろう。
バンコクではごみの収集は割りとしっかりやっているのでその辺にゴミが大量に捨てられているという光景は見なくなったが、バンコクをちょっと離れると環境に対する住民の意識も低いのだろう。
黒い巨大な物体がそのごみ山の先に見えてきた。
あれが目指すChang Erawanだ。
しかし門の近くまでやって来るとなんか、人けが少ない。
中国人が来なくなったからかなと門の前まで行ってみると、あれ、なんか閉まっている。
コロナで休業中なのかなと念のためにモーターウェイの方にぐるっと回り込んだら門が開いており、体温検査ゲートの先にAC付きの立派なチケット売り場があった。
チケットを買う際に「バート・プラチャーチョン」と言われたのでタイの免許証を差し出したらタイ人料金の250THB になった。ここではデジタルWP提示さえ必要ない。
敷地内に入ると三つの頭を持つ象がぬうっと頭上に現れる。
やっぱりでかい！
目の前を走っているBTSより高さは高いだろう。
正面階段から館内に入ると天井はステンドグラス風。
しかし階段を上って近づいていくと実は世界地図になっていて真ん中に描かれているのがなぜかアフリカだった。
そしてクライマックスは最上階。
階段を登りきるとまず青空のような天井が見えてきて、部屋の奥には手前とその向こう2体の黄金の仏像が目に入ってくる。
そして両側にもガラスで覆われた仏像がいくつか展示されている。
こちらはアユタヤー時代やランナー王朝時代のものだそうで触るのはもちろん、それぞれの撮影は禁止されている。
天井を見上げるとなぜこんなところに日の丸？かと思ったがどうも太陽を表しているらしく、その周りには星座も描かれていた。
いったん外に出ると周囲は仏教公園となっており水路ではタイ人がガトーンを流してタンブン中、ぐるっと並んだ象の下をくぐるとブオーと鳴き声が聞こえた。
そして水辺にはたいていいる水の神・プラ・メートラニーが置かれ、池では甲羅長20cm近くありそうな巨大な亀が甲羅干しをしていた。
天敵の水オオトカゲとかいないんだろうな。
階段の裏側の目立たない場所に博物館の案内板を見つけたのでドアを開けてみると警備員に「どうぞ」と導かれる。
内部にはサンガロック焼きやクメール様式の壺、ベンジャロン焼きの丼と並んでムアンボーラーンとパタヤのSanctuary of Truthのミニチュアも展示されていた。
上階の階段の途中にオーナーの写真があったがここはそれらと同じオーナーのようだ。
BTSで帰宅する。
| 施設名 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
| エラワン博物館 | 250THB | 外国人価格は400THBだがタイの運転免許を提示すればタイ人価格になる。 なぜかウェルカムドリンクとクッキー付き。 |
since 2020/8/22
