（2020/6）
トンブリーとはバンコク市内中心部からチャオプラヤー川を渡った西側のエリア。
2018/11には三越の入ったIcon SiamがオープンしたりMRTが環状線になったり、今年中にはIcon Siam前にモノレールが開通したりと開発中のエリアである。
ということで今週はそのMRTを利用してトンブリーエリアを散策してみたいと思う。
シーロム駅からMRTブルーラインに乗りサームヨート駅で降りる。
この辺りは2019/9に開通したばかり（と言ってももう9か月も経ってるw）の区間で、やって来るのは初めて。
内部の天井がタイスタイルの高級ホテルのロビーのようでタイもやるなと思いつつ外に出たら駅舎は王宮のあるラタナコーシンエリアにある歴史のある中華風の外見だった。
そのサムヨート駅から、昔からあるショッピングセンターのOld Siamにかけてはガンショップが並んでいた。
ワットプラケオ周辺で銃砲店を見かけたことはあるがこれだけ密集しているエリアがあるのは知らなかった。
そこに家族連れがやって来てショーウィンドウをのぞき込んでいるのが不思議。
護身用とは言えそうにもない大型拳銃やショットガンまで展示されており45口径のオートマチックが7万THBほどだった。
Old Siamの先の道路がインド人街として有名なパーフラット通りで左に折れたところのChina Worldというショッピングセンター周辺は布地屋街。
China Worldという割りに内部にはインド系が多い。
露店でアイロン台カバーが売られていたのを発見したので必要な時は来てみよう。
China Worldの先を右に曲がるとこちらもミニインドとなっているIndia Emporiumで、手前には配給飯で貧乏パッカーの間では有名なシーク寺がある。
そして今日のメインはその通りを進んで行った先のSky Parkという歩行者用の橋。
6/24にオープンした、まさに出来立て。
FBのニュースで見た限りでは多くのタイ人で賑わっていたようだがくそ暑いこの時間帯にやって来るようなもの好きは限られているようで、スマホではないカメラを手にした一人歩きのおじさんや三脚を立ててセルフィーに勤しむおひとり様女子、デート中かもしれない若い男同士くらい。
こちらはBTSが計画された際に車道の間に公園を兼ねた歩行者通路を作ろうと計画したものの、それがとん挫ししばらく放って置かれた後に昨年になってやっと建設が再開し計画から30年かかって完成したとのことであった。
休憩用のベンチや撮影スポットも用意されいかにも今風なのであるがそのぶん植えられた木々はまだまだ小さく日陰は皆無。
タイ人はそれを知っているからこの時間にやって来ないのかもしれない。
橋を渡った先に白い仏塔が見えて来たのでそちらに向かってみる。
するとそこはWat Prayoonwongsawatという寺で道路に面した部分からは地獄のような、中国庭園のようなものがのぞいている。
しかし門は閉じられており中に入れそうにない。
車が入っていったのでその先から境内に入る。
すると目の前に先ほどのチェディが見えて来た。
真っ白でワットアルンのような派手さはないものの大きさで言ったらバンコクでも大きな方に入るだろう。
先ほど門扉から見えていた場所は中国式庭園。
池にはたくさんの亀が生息していた。
次に向かったのはサンタクルース教会は250年も前からあるというキリスト教会。
Google mapに上がっていた投稿によるとこの周辺はポルトガル人集落だったようだ。
華人エリアと違ってそんな雰囲気は全然残ってないけど。
その教会の表側からチャオプラヤー川沿いに出る。
意外なことにこんなところに遊歩道が整備されタイ人グループがちらほらとやって来る。
周辺地図も設置されておりCultural Tourinst Map of Kadeejeen - Khlongsanと書かれている。
この辺りの文化施設を紹介しているようだ。
すぐ近くにLouis Windsor Houseとやらがあるのでそのまま進んで行くと雑草に覆われた敷地内に今にも崩れ落ちそうな2階建ての木造家屋が残っていた。
どうやらこれがポルトガル人の住居跡のようだが残すなら残すで修繕すればいいものを、このまま放っておいたら5年もしないうちに朽ち果ててしまいそうだ。
その先に中国寺院を発見。
周辺案内板によるとKian Un Kengという寺らしいが漢字では健安宮と書かれていた。
門を抜けるとそれほど広くない敷地にファランを含めた複数の見学者がやって来ていた。
わざわざここまでやって来るような人はいないだろうが案内役もいるようだったからツアーのルートになっているのかもしれない。
内部を撮影しようとしたら「撮影しないでください」と注意された。
その隣にあったのがWat Kalayanamit Mahaworawihanという寺。
こちらはタイ仏教で結構大きめ。
本堂の手前左右にあるチェディ（仏塔）のうち右側は八角形で白塗りしてされていない。
こういうチェディは珍しい。
そこからはチャオプラヤー川を離れて通りまで出てWat Arunまで足を伸ばしてみたがコロナの影響かまだ閉鎖中。
他に見学客も多数やって来ていたがフェンス越しに眺めるだけになった。
で、帰りがけに花市場に寄って行こうとちょうど船に近づいて行ったらそれがツーリストボートでひと区間なのになんと30THBも取られた。（エクスプレスならたしか16THB）
そのボートで到着した船着き場のYodpim River Walkはほとんどの店がシャッターを下ろしておりゴーストタウン。
ここも外国人ツーリストで持っていたということなんだな。
そのYodpim River Walkの裏にあるのがパーク・クローン花市場。
こちらは車のバックミラーにぶら下げていたりあちこちの施設の敷地内にある祠にささげられていたりするプアンマーライや、お寺に献花する材料の花などを扱っている24時間営業の生花市場。
こちらは地元民が対象なのでそこそこ人がいる。
と言ってもよく見るとお店の人がほとんどのようだった。
逆に言うと店を開けていても仕事にはなるということなのだろう。
パーク・クローンからはMRTのSanam Chai駅まで歩き、Ban WaまでMRT、そこでBTSに乗り換えて帰宅した。
今日の移動距離は11km/18,000歩。まあまあ疲れるくらいには歩いた。
| 区間 | 移動手段 | 料金 | 所要時間 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| ワットアルン - パーク・クローン | ツーリストボート | 30THB | 5m |  エクスプレスボートなら16THBだったはず |
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