（2020/8）
今日は先日歩いたチャオプラヤー川西岸の、スカイパークより南側を歩いてみようと思う。
まずはサパーン・タクシンからチャオプラヤエクスプレスボートに乗って、サパーン・プット(=メモリアルブリッジ)で降りる。
スカイパークは先日完成したばかりの歩行者用の橋。
昼下がりのこんな暑い時刻に外を歩いているタイ人はほとんどおらず今日もひっそりとしている。
その橋を越えてトンブリー側に渡った後に前回とは逆の南側に向かっていく。
民家エリアにあるのがサーン・チョオポー・スというこじんまりとした中国寺院。
この辺りは華人が昔から住み着いている場所なのだろう。
近くには交通に使われていたであろう運河が流れている。
同じエリアに中国寺院とモスク、タイ寺院が点在しているのも面白いかなと、Googlemapで発見した付近のモスクを目指したらこちらは閉鎖中。
まだまだコロナの影響は残っている模様。
それでも付近にはマレーシアやバンコクのプレーンプートンなどで見かけるパステルカラーの民家が並んでいて見た目で楽しい。
次は関帝廟。
こちらは先ほどのサーン・チョオポー・スに比べると立派な寺院。
参拝客もそこそこやって来ており、それを当て込んだ宝くじ売りも本殿前に座り込んで声をかけていた。
壁面に関羽と思われる絵が描かれているがどうやらこちらは新しいようだ。
ソムデットヤー公園は前国王であるラマ9世ご兄弟の母君のシーナカリン王太后＝メーファールアンを記念した公園及び博物館である。
園内に入るとこの公園が主催している定刻ツアーらしき30人ほどの団体が銅像の前でガイドからの説明を受けていた。
彼らを追い越して入った博物館では王太后だけでなく、ラマ9世の誕生されたアメリカ・マサチューセッツでの生活の様子や少年期を過ごされていたスイスでの様子なども展示されていた。
その公園からまた民家エリアを抜ける。
チャオプラヤー川を挟んだ向かいにあるジャルンクルン通りにはたくさんあったが、この辺りにもウォールペインティングが点在しておりそれらを見つけながらぶらぶら歩くのも面白い。
いったんソンデートチャオプラヤーという通りまで出た後にチェンマイ通りに入るとこちらにはトゥクトゥクがたくさん停まっていた。
なぜなんだろう、トゥクトゥクドライバーが多く住んでいるエリアなのだろうか。
この頃ではワットプラケオ前や夜間のシーロム以外ではとんと見かけなくなったがまだまだいるものなのだな。
Googlemapで見つけたLHONG1919という場所へ向う。
ここは倉庫を再開発したらしい中華ぽいエリアで広場をコの字型の建物が取り囲んでいる。
見所は入って右手2階にある中華系富裕層の住居跡や、タイ人的には中華寺院になるのだが、露店を含めて飲食店や小物屋などもある。
もともとは中国人観光客をあてにしていたようだがコロナ下で当然おらずタイ人客がまばらにやってきていた。
ただ無料だし混んではいないので見学するにはいいタイミングだと思う。
LHONG1919からは隣接した乗り場から渡し舟でチャオプラヤ川を渡りヤワラート(チャイナタウン)側へ渡る。 船の客は二人だけ。
上陸してあてもなく歩いていくと中華門が現れた。
iPhoneに入れてあった歩き方によると意外と新しいらしい。
ターボチャージャーのようなものが並んでいるのが見えたので近づいていってみると、TurboThailandという店に直径20cmはありそうな大型の中古ターボが展示されていた。
これって船にでも付けるのか。
そもそもこんなところに置かれといて埃の悪影響とかないのだろうか。
ヤワラート通りに出る。
人出はそれほどでもなかったけど相変わらずの渋滞。
シーフード店は開店準備で忙しそう。
ちょっと腹が空いてきたので早めの晩飯にでもしようかとその中の一件で置かれたメニューを開いてみると、ちょっとした炒め物が500THBとかになっているのでそっと離れ、ジャルンクルン通りにあるワットマンコン駅からMRTで帰宅した。
今回で6月のトンブリエリア散策と8月のジャルンクルンエリアが繋がったことになる。
王宮エリアと違い外国人観光客にはあまり知られていないがこれらのエリアは散策すると意外な発見があるのでオススメできる。
| 区間 | 移動手段 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| サパーンタクシン - サパーン・プット | チャオプラヤーイクスプレス | 15THB |  通常のオレンジ旗 |
| サワディー - ワット・トーン | 渡し船 | 5THB |  LHONG1919の隣から |
since 2020/9/19
